(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 9月25日(火曜日)
  
投稿日時: 18年09月01日

 今年の『レジャー白書』が発表された。それから算出した狃馥賛邑瓩錬苅坑伊人で、同白書の過去30年余りの歴史(?)上では初めて500万人を割り込んだ―

▼とにかく、2009年に同調査が、それまでの「住民基本台帳利用・層化二段無作為抽出法による3,000人に対する訪問調査」から、調査会社にモニター登録している人を単に性別・年代構成比で選び出して対象にするインターネット調査になってデータの信頼度は大幅に低下したから、本紙上での扱いも縮小の一途である(笑)

▼だが、今回の白書では、ちょっと目に留めた記事がある。「余暇活動の日中比較」と題するコラムで、これもインターネット調査なので、それなりの結果と思っていいものだろうが、それによると、上海人の余暇活動は、狄邑瓩鬚呂犬出すのに使える「参加希望率」ではどの種目も「日本と相関関係が見られた」(参加率と潜在需要の合計では類似)とか。ところが、こと「書道」については上海人の方が狎在需要瓩凌値がかなり高く、上海での40種目中5番目だという

▼ということは、つまり「書道」の参加率は日本のほうが上海より断然上らしいのが、まあ、「ほんまかいな」というコメントを付けて、ご紹介しておく。

(書道美術新聞 第1128号1面 2018年9月1日付)


投稿日時: 18年08月01日

 『文字だ!』誌の創刊第2号が8月1日、漸く発売の運びとなった。まだ「協会」の足腰が定まっていないこともあり、狒欧瓩実感である

▼創刊号の内容そのものについては、「面白かった」「読み応えがあった」などとお褒めの言葉が多くホッとしているが、しかし「文字文化検定の機関誌」と銘打ちながら、現状は「模索誌」の域を出ておらず、少々肩身が狭い

▼だが、こちらも漸く出た文科省の高校用「新指導要領」解説で、「文字文化の担い手としての自覚をもつことができるよう、効果的に文字を書く機会を積極的に設ける」ことが、これから高校でも「国語」の授業で求められようとしている。単なる知識でもなく、単なる技術・技能でもなく、もっと幅広く奥深い猜顕臭瓩鮹気辰討いねばならないということのようだ

▼その意味では、創刊号で「文字文化検定委員にご就任を」とお願いしたところ、すでに全国から300名を超える先生方が、手を挙げてくださった。まことに心強い限りである。そこで第2号では、燹嵎源文化試験問題」大募集瓩慮討啌櫃韻鬚靴討い襦どんな小さなアイデアでも出して頂き、総力を結集して、斬新で魅力的は「検定」のコンセプトを固めていきたいと思う。ご協力のほど――。

(書道美術新聞 第1127号1面 2018年8月1日付)


投稿日時: 18年07月15日

 東京五輪・パラ大会に向けての東京都による猜顕重イベント瓩諒臀犬紡个靴董◆崕馥察殖横娃横或妖検廚鮹羈砲箸垢觸馥惨愀献廛蹈哀薀爐魃募した件については、先に「20件程度の募集枠に2,000件を超える応募があったらしい」と、多少悲観的な中間的報告をさせて頂いたが、このほど狄該嵯覯稔瓩亡悗垢詈現颪届いた

▼「第一次審査の結果について(通知)」と題する同文書によると、まず「本企画公募については、国内外から2、436件にも及ぶ多数の応募があった」とあり、「東京都が主催する事業として審査を行った結果、貴企画は採択に至らなかった」とある

▼ただ、それではどんなプログラムが「一次審査」をパスし、採用されたのかには全く触れていないから、「残念な結果でしたね」と相づちを打つしかないのだが、とは言え全く期待してなかったといえば、ウソになる

▼この企画には、平昌冬季五輪記念のソウル展を受けての「日中韓三国代表作家展」や、「世界の文字・1字1語展」(仮称)といった野心的な構想をセットし、それなりに説得力がある企画と考えていたから、「一次で落選とは」…、なのである。まあ、最大の狙いは会場問題だったので、これから狄卦まき直し瓩任△襦

(書道美術新聞 第1126号1面 2018年7月15日付)


投稿日時: 18年07月01日

 話題を呼んだ多摩美大での「はじまりの線刻画」展は、書学関係・書道関係者にとっても展示資料が「拓本」ということもあって、一見の価値ある展覧会だった

▼興味深いのは、最初このアイルランドの遺跡に残る超古代の線刻画を目にした大野忠男氏は当然牴莢箸量椨瓩如▲リシャ・ローマ美術の呪縛から自由な「もう1つの世界」を見出し、のめり込んだ。『かみ・ひと・かたち』や、『アイルランドの石の美術』などの遺著には、その想いが切々と綴られている

▼ただ、大野氏は当初、素朴にこのアイルランドで見つけた渦巻き文などの非写実、非具象の文様が北欧の至るところに残っているだろうと推測し、さらには日本の縄文中期に盛行した渦巻き文までも同列に論じる牘牡き文、北ユーラシア回廊畊汁曚箸任發いΔ戮壮大なロマンを描いていたようだ

▼だが現実には渦巻き文は、スカンジナビアではほとんど見つからなかった。が、調査はそこで劇的な展開を見せる。狃餡箸量椨瓩鮖つ協力者の斉藤華秀氏が、線刻画の一部に甲骨文の祖型ともいうべき図象を発見したからである。斉藤氏自身、「衝撃を受けた」と述懐するこの発見は、確かに今後の漢字の発祥研究分野にも、大きな刺激を与えるかもしれない。

(書道美術新聞 第1125号1面 2018年7月1日付)


投稿日時: 18年06月15日

 去る3月に本欄で書いた、次のような一節をご記憶頂いているだろうか

▼「そこで美術新聞社と(一社)国際文字文化検定協会としては、これまでの経緯を踏まえて取り敢えず、この二月末締め切りで東京都が東京五輪記念の文化イベント企画を募っていた「TOKYO・TOKYO・FESTIVAL‐企画公募」に「現代日本の書・2020人展(日中韓代表作家展併催)」をメーン企画とする計画書を提出した」

▼「都では、20件程度の各種文化イベントを選び、予算も出し、会場等も便宜を図りましょう、ということなので、当選すれば大きな朗報である」。そこで、そろそろ絞り込みも進んでいることだろう、感触でもつかめてればと、過日書類を提出した都の担当部局に問い合わせてみてビックリ!

▼「いやあ、まだ何も固まっていませんし、現状ではいつ発表できるかも見当がつきません。何しろ、数が数なので…」というのだ。都では応募が数百件規模でもあればという読みだったらしいのだが、寄せられた「企画」は実に2、200件。この中に書道関係の企画がどの程度含まれているかは知る由もないが、2、000件ではとても狷睛鴇”薛瓩砲呂覆蠅修Δ砲覆いもと、わが陣営には悲観論も――。

(書道美術新聞 第1124号1面 2018年6月15日付)


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