(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 10月18日(木曜日)
  
投稿日時: 10年01月15日

 どうやら、書道界が本格的に狙われ始めたようだ!現ナマを持って、書道の先生の家を片端から回っているという話も聞く。ご用心、というか慎重に!
 
▼紙面でもご紹介したように、まさに“沸騰”し始めた感の中国の美術品市場。特に明清以前の書画は人気が高く、オークションでも値を飛ばす場面が多くなっている。“品薄”、いわゆる「玉」不足が一つの要因といわれる

▼近代化の過程で貴重な美術品や文化遺産が海外に流出した歴史は、何も中国に限らず日本も同じようなものだが、こと書作品に限ってみると、ちょっと事情が違う。戦後いち早く経済力を付けた日本の書道界が、ごく近年まで積極的に中国の名品を買って来た経緯があるからで、その意味では、日本の書道界は中国書画の“都市鉱山”的な存在といえるかも

▼で、この点に目を付けた中国の商人たちが日本の書道の先生方をターゲットに動き始めたという構図なのだが、むろん正当な相場で買ってくれるのであれば、用心する必要はない。“無知”に付け込まれて法外に安い値段で買い叩かれるのだけは、気をつけましょうということで、本紙で「蚤の市」をやっていることもあり情報が入りやすい立場なので、お力になれればと思っている次第。


(書道美術新聞 第930号1面 2010年1月15日付)


投稿日時: 10年01月01日

 昨秋突然、紙面に何の説明もなく《千書万香》の「予告」を載せてからというもの、多くの方に「なに?あれ」と訊(き)かれたが、「まだヒミツ…。というか、まだ実は固まってなくて」とだけお応えしながら年を越し、漸く全容をご説明する運びとなった
 
▼「千書」の「千」は千人の「千」、「万」はとにかく沢山の情報や記録、ご意見、また玉作などをいつでも、どこからでも、どしどし発信して頂き、会員専用のデータBOXに蓄積して頂こうという主旨である。これが、世の中にあふれ返る「ブログ」サイトと違うところは、「美術新聞社責任編集」で「冊子として出版」され「全国販売」され、国会図書館にも永久保存される、という点

▼「独立付録」という聞きなれない性格づけも、一つには紙代の全面値上げを避けたいのと、単独出版物としても流通させたい狙いからで、この時代に書道専門紙として新境地を拓く決意の表れとご了解頂きたい。間もなく、「会員」になって頂きたい方々に「お願い状」を差し上げることにしているが、資料請求やお問い合わせは今日からでも、メールやFAXでどうぞ

▼なお、編集主幹は無論、不肖萱原晋が相務め、編集主任として愚息萱原大史(ヒロブミ)を起用致しますゆえ、万々!

(書道美術新聞 第929号1面 2010年1月1日付)


投稿日時: 09年12月15日

 来年3月に開催予定の第23回「シル・わか」東京展の犇杁浤搬膽孫坩儖会瓩このほど、書振連本部で開かれた

▼執行部が会期も間近に迫ったこの時期に敢えて緊急会議を開いたのは、もちろん現状への危機感が背景にある。「書文化の世代間継承の場」という自慢(自信)の、斬新で明快なメッセージを発信する一方、書塾界に対しては「書塾活性化のキメテに」と懸命のアピールを繰り返しているが、なかなか手ごたえが感じられない

▼展覧会とはもちろん作品の発表機会として生まれたものだろうから、この「シル・わか展」のように、経験者が未経験者を、魅力を知る人が知らない人を、大人が子供を(これは逆もあり!)「書道」にいざなう「学習機会」として設営しようというのだから、まあ多少は苦労しても当然かも

▼しかし書振連としては、何とか同展を一人歩きできるシステムとして完成させ、全国に「フランチャイズ方式」で開催権を委ねていきたい考えなので、そのために多少でも関心をもつ全国の書道関係者に向け「シル・わか展ホットライン」(03−3464−5331直通)を開設した。「出品料の仕組みがよく分からない」「わか・わかのペアはだめなの?」などといったご質問も、大歓迎デス!

(書道美術新聞 第928号1面 2009年12月15日付)


投稿日時: 09年12月01日

 ご存じでした?「熊本名物」って、「馬刺し」なんですね。ネットにも堂々、「熊本名物!馬刺しの魅力に迫る」なんてサイトもある位だから、間違いありません
 
 ▼ついでに、何で馬刺しが名物なのかと調べてみると、「400年ほど前、加藤清正が薬膳料理として食していたといわれ…」などとある。だが、どうやらもっと奥が深そうなのだ――。先週、今年の「国際蘭亭筆会」の開幕行事のために韓国へ行ったのだが、恒例のお楽しみツアーで、思い立ってかの秀吉の朝鮮出兵、韓国でいう「壬辰倭乱」の史跡を蔚山に訪ねた
 
 ▼市内にある鶴城公園はその当時、1597年に加藤清正が築いた古城の跡で、この城で清正は明・朝鮮連合軍に包囲され、兵糧も水も尽きて2週間籠城を余儀なくされたとか。結果は毛利軍が駆けつけて清正は辛くも脱出に成功するのだが、6千人の倭人が死んだという激戦と飢餓地獄の城内で、「倭人は小便を飲み、軍馬を殺して食った」と説明があった
 
 ▼そして、ガイドが付け加えた。「乱の後、日本に帰った清正が熊本城を築くのは1601年からですよ。この地での築城の経験がとても役立ったといいます。そして熊本で馬を食べるのも、この時の経験からですよ」。うーむ、歴史は勉強になる!
 
(書道美術新聞 第927号1面 2009年12月1日付)


投稿日時: 09年11月15日

 「本紙に新付録『千書万香』来春お目見え」――。前号で軽くお知らせしたこの新企画に、どんなイメージをお持ちくださったことだろう
 
▼少なくとも、本紙に来春、新たに「付録」が登場するらしいことまではご承知頂けたと思うが、さて「千書万香」とは? 新聞社が「千」「万」の語を正面切って用いる以上、むろん息の長い、守備範囲の広い、高いパフォーマンスをもった本格的な出版企画にするつもりなので、どうかご期待頂きたいと思うが、実はこのタイトルも、ああでもないこうでもないと、結構時間をかけてひねってきた
 
▼これ以外に有力候補として残っていたものの一端をご披露すると、例えば、「千書万来」「千言万書」「千人万録」等々。これで何となく新企画の“香り”を感じ取って頂けるかも知れない。要は、こういう時代を迎えてご多分にもれず「新聞」としての将来に強い危機感を抱きつつ、しかし今後とも活力のある「書道専門紙」として斯界に貢献し続けたいと願う小紙が、原点に立ち返って情報収集に勤しみ、しかもあくまでも“紙媒体”としてのポジションを守りたいという考えから構想しているものだけに、当然のこと関係方面の多くの方々のお力添えがなくては、単なる画餅! 万々!

(書道美術新聞 第926号1面 2009年11月15日付)


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