≪風信帖≫919

 09年07月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 北京のオークションでの「八大山人、11億で落札」という見出しにはさして驚かない方も、本号の「美の広場」のリストにある、山田正平の全紙3分の1ほどの軸(水墨画)についた88万円、その次の西川寧の半切軸についた78万円には、ちょっとビックリかも?

▼しかしとにかく、わがニッポン書作品相場の低価格傾向の犢霹瓩魴鵑佑董∩蠑貍霾鵑鯆蟯的に報道してきている筆者としては、今回の「美の広場」のチャレンジには、耳目を集めておきたい。もっとも市場では、この両作家には共に根強いマニアや熱心な信奉者がいるとされるから、1発、2発では狷丹杙例瓩暴わりかねないにしても、現代書家の作品が猖弩紊豊疣誕蠕のある値段で流通することは、大いに好ましい

▼もっとも、その「美の広場」でも、上記2作品に並んで雪竹1万円、翠軒2万円などとあると、むろん個々の作品にはそれぞれ理由はあるにしても、一緒に並べてほしくないなあ、と思わずにいられない

▼そうそう、本紙の「蚤の市」に価格交渉可能な「特設市」を設けたことには大きな反響を頂いているが、「手続きが面倒臭そう」、「オークションにできないの」といったご意見が多く、目下鋭意検討を始めている。乞ご期待!

(書道美術新聞 第919号1面 2009年7月15日付)




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