萱原(かやはら)晋のコラム(風信帖/1191)

 21年05月31日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

文字文化協が『文字文化大字典』構想

(一社)国際文字文化検定協会が打ち出した『文字文化大字典』の編纂計画が、話題を呼んでいる▼同協会が機関誌《文字だ!》の最新号で八ページを割いて縷々(るる)説明しているものだが、敢えて「構想(案)」としているのは、まだアイデアの段階を出てないからだろう。その構想(案)によると『字典』は、まず教育漢字・常用漢字から始め、最終的には古典・古筆中の字例から現代社会で生み出され活用されているデザイン文字まで、現代においても一定の使用頻度のある「文字」を、手書き文字を中心にそれぞれ一〇〇種規模収集して「一冊(?)」にまとめようというものである▼その集字規模は五〇万から一〇〇万字をめざすという大型企画だから、むろん「一冊」には到底収まらず、そもそも印刷・製本というプロセスを通して紙媒体として流通させるのは、この時代ではおそらく困難。それゆえ「構想(案)」は、今だから「デジタル化の波を犲蟒颪文字瓩量Jに」して、すぐれた「字例」を確実に未来に残すと共に、誰でも利用できるデジタルツールとして広く一般の利用に供したいという▼「皆さんと一緒に作る『字典』に協力を」という同協会の呼び掛けに、多少なりともご関心をお持ちくださったら、ぜひ☏〇三−六四一七−九五六六の同協会へ!




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