風信帖(1136)

 19年01月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 最新版の『年鑑・書道/2019』が、ようやく発売の運びとなった。『1980版』が創刊号だから、ちょうど40冊目なので何とか新味を、新しい魅力をと、編集部が悪戦苦闘し、完成は半月遅れたが――
 
▼一見、変わり映えはしないかもしれないが、実は最大の看板の1、000点近い作品を載せる巻頭グラフ(年度記録作品集録)に本年版から、有力公募展(日展・毎日展・読売展・産経展)の主な受賞作品を網羅的に収録した。これは、『年鑑』として改めて書道界1年間の「Annual‐Report」(年報)としての使命を担わせる狙いの誌面改革である

▼同時に、グラフページ中に本紙の毎年ラストの号で掲載している1年の回顧録「できごと」欄と、物故者一覧「墓碑銘」欄を転載、収録することにした。そしてこれらは「物故名家誌上遺墨展」とも連動していることで、記録性は飛躍的に高まったと自負している。このほか、前年版から本格改訂作業をスタートさせた「師承関係図」も作業が進み、新たに百数十名の有力書家各位を「系譜」に収めさせて頂くことができた

▼40冊の年鑑は、積み重ねても、もう自立させるのは難しくなったが、『年鑑』としての犲律性瓩蓮飛躍的に高まりつつあると考えている。

(美術新聞 第1136号1面 2019年1月1日付)




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