風信帖(1093)

 17年02月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 小・中学校用の「学習指導要領」の改訂案が公表された。早速、「国語科」に関する記述の全文を掲載し、「書写」関連の個所と、漢字配当に関する個所を太字にして傍線を付けてお届けしたが、お読みになっていかがであろう

▼素朴な感想としては、「あの小学校低学年への毛筆指導はどうなったの?」という受け止めが大勢と思われるが、これは加藤氏の一文にもあるように、『解説書』が出てこないと文科省の考えを即断はできないようだ。ただ、実際に「一年生から毛筆」が実現するとなると、これはまさに書道界の夢の実現だが、素人考えでもハードルは決して低くはなかろうと思う

▼そこでだが、せっかく文科省が「意見を聞かせて」と門戸を開いているのだから、ここは書道界、専門家の立場で専門的な意見を、熱意を込めて届けたらどうだろう。という主旨で2面に文科省の「意見募集」の実施要領を載せた。言うまでもなく書道界には、長年にわたって幼児や低学年児童に毛筆指導してきた経験者は決して少なくないのだから、その経験知見を踏まえて、ぜひ意見を届けてほしい

▼とにかくここは、50年に一度のチャンスが、あと僅か1カ月だけ扉が開いている状態! 無にしないで! と提案しておきたい。

(書道美術新聞 第1093号1面 2017年2月15日付)




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