風信帖(1038)

 14年10月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 今年の「第30回記念国際蘭亭筆会書法展」がいよいよ今月、斑鳩の里の奈良市美術館で開幕する。今回も韓国、中国、台湾、シンガポールなど、各国・地域からかなりの規模の出品が見込まれており、国内からも例年の倍近い点数が寄せられていることから、展示では相当悩むことになりそうだ

▼ところで、この点数や会場壁面の問題もさることながら、今回展ではこれとは別に、会場を訪れる人々をきっとアッと言わせそうな新企画を準備しているので、どうかお見逃しなきよう。それは、今回展の国内向けの開催要綱に盛り込んだ「特別招待部門」のことである

▼本展は9月末に作品受付を閉め切ったのであるが、同部門に寄せられた作品は実に24点。しかもその作者が、富士通や中越パルプ、理想科学、新日鉄、東急等々といった大企業のトップやそれに近い経営幹部の企業人と聞けば、ちょっと興味をお持ち頂けるのではなかろうか

▼しかも、それらの作品には、いわゆる爐習字作品瓩錬嬰世發覆ぁいずれも、蘭亭筆会常任顧問の高橋里江氏が直接指導して、日々実業の世界で真剣勝負を生き抜いている人々が、それぞれに一発勝負で書き上げた力作揃いであるから、これはやはり見ものというほかない。ぜひ、会場へ!

(書道美術新聞 第1038号1面 2014年10月1日付)




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