風信帖(998)

 13年01月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 最近、「書道の今」「書道の今後」を示唆するような記事を書く機会がめっきり減ってしまった

▼これはひとえに、どこの機関も犧眄難瓩鰺由に種々の調査活動から手を引いてしまったからで、ネット上ではたまにそうした調査を見掛けることはあるにしても、ネット調査の信頼性が低いことは、『レジャー白書』の例で我々はよく知ってしまったのだ

▼暫く前までは、各省庁をはじめ各自治体や公益団体などが、「生涯学習」「課外学習」「稽古事」「家庭教育費」等々といった調査活動を定期的にやって結果を発表していたし、銀行、保険会社なども顧客サービスの一環でいろいろやってくれていたものである。それが近年は…

▼しかしこれは、放ってはおけない問題だと思う。この時代に、「書道」はいま一体どこに向かって、どんな状況にあるのか。我々はそうしたことをキチンと把握し、一丸となって「明日」に向かって取り組まねばならない時期にあることは、明々白々なのだ。これはもう、自分でやるしかないと思う。幸い書道界には、全日本書道連盟とか全国書美術振興会といった公共性、公益性の高い組織がちゃんとあるのだから、そろそろこうした問題でリーダーシップを発揮して貰えぬものであろうか。

(書道美術新聞 第998号1面 2013年1月1日付)




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