(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月22日(水曜日)
≪風信帖≫
≪風信帖≫920
投稿日時: 09年08月01日

 沖縄・那覇市が、国の「構造改革特区」の認定を受けて小学校で低学年児童を対象に「書道」の授業を行う取り組みをスタートさせ、注目されている

▼同市立天妃小で昨秋から本格的に始まった授業では、同市に本拠を置く茅原書芸会(茅原南龍会長)がボランティアで講師を派遣し、担任教員とのいわゆるT・T(チーム・ティーチング)授業として1、2年生を対象に毛筆による基本から作品作りまでの指導を一貫して行っており、保護者にも好評で、行政側も手ごたえを感じている様子だ

▼「書道特区」の認定を受けて小学校低学年に「書道」の授業を実施する取り組みは、静岡・伊東市(平成18年から)や同じ静岡県の郡部などに前例があるが、伊東市のシステムで1年生に34時間、2年生に35時間配当している「書道」授業がすべて「生活科」の時間を割いているのに対し那覇市のシステムでは、1年生に配当の15時間は国語科書写から6時間、生活科から9時間、2年生の20時間は書写から15時間、生活科から5時間を充てている点に特色がある

▼このため、那覇市のシステムなら低学年での硬筆による書写の指導の一部を毛筆で置き換えることが可能で、今後教育関係者の間にも関心を呼びそうだ。

(書道美術新聞 第920号1面 2009年8月1日付)


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