(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月22日(水曜日)
≪風信帖≫
風信帖(1011)
投稿日時: 13年07月15日

 読売展の搬入が、ついに2万点の大台を割った。これでかつての2万8千点超だったピーク時から、14年間で実に約9千点、率にして30数%減ったことになる。これが書文化・書芸術を支える地盤の沈下、弱体化を意味するのだとすれば、ことは深刻である

▼読売展が作品募集に当たって「点数は1人1点に限る(2点出品者は失格とする)」とまで明記し、この規定は30年間ほぼ厳格に守られて来ているといわれるから、今日の書壇事情、書道界事情をストレートに反映した厳然たる指標として、関係者も関係業界も深刻に受け止めない訳にはいくまい。表面的な数字だけではない、本格回復の手立てはあるのだろうか

▼ちなみに本紙が常時ウオッチし、折に触れて報道して来ている書道人口・書道活動人口や、競書誌の市場規模(部数)といった各指標の減少幅はずっと大きいし、各社中展や団体展にしても一部の例外を除いてそれぞれに「高齢化」と「会員減」という2大難局に直面しており、読売展はむしろ善戦しているとさえ言えるかもしれない

▼ただ、ここで一つ奇妙な現象だと思うのは日展五科で、あの搬入数の高止まり現象は、どう考えればよいのだろう。出品動向を過去に遡って分析してみたい気がする。

(書道美術新聞 第1011号1面 2013年7月15日付)


この記事に関連した記事

印刷用ページ 

キーワード検索
書道段級取得−《書統》
書統'17 9月号
楽しく書道を学ぶ雑誌
21世紀の書道をリードする新構想の競書誌です。

[⇒詳しく見る]
全国有名筆墨業者一覧

◎埼玉

◎東京

◎滋賀

◎京都

◎大阪

◎奈良

◎広島

◎沖縄

▽関連するキーワードで検索する
[お問い合わせ] Tel 03-3462-5251(代表)
株式会社 萱原書房/美術新聞社  〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-35 ヴィラ桜ヶ丘ビル7F[アクセスを表示]
Copyright (c) 1999- KAYAHARA PUBLISHING INC.,JAPAN All right reserved.