(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 10月21日(日曜日)
  
投稿日時: 18年10月01日

 書写書道教育界の重鎮、長野秀章(竹軒)氏から『コトバノカケラ』と題する小冊が送られて来た。「8月4日初版」とあり、「言葉‐南全星、書‐長野竹軒」とあるから氏と南さんという方の共著に違いない――

▼早速ページを繰っていくと、まず目次には「自然」「道程」から「戯言」「擬音(オノマトペ)」まで10の項目が並んでいる。そして「自然」の項には「花ガ咲ク」「山ようごけ」などの短いものから、30字近い長いものまで10句、最後の「擬音」の項にも「げんげん元気…」「いつもギラギラ…」などの10句と、合わせて100の爛灰肇亅瓩収められており、つまりは『詞華集』(アンソロジー)のたぐいと言っていい

▼しかも見どころは、それらの爛灰肇亅瓩珠玉の「交じり書作品」となって収められていること。言ってみれば、南さんと長野氏のコラボ作品集なのだ

▼と、ここで「あとがき」に目を通してビックリ! 「私は自分自身の中で役割分担をし、南全星が言葉を紡ぎ、竹軒が言葉を綴るという、言わば2人3脚で漢字仮名交じりの書を」とあるではないか。新指導要領では、「素材」という語を「言葉」に置き換える狢膕革瓩進められているが、氏はまさに率先、それを実践していると言えようか。

(書道美術新聞 第1130号1面 2018年10月1日付)


投稿日時: 18年09月15日

 「書道」の冠文字を外すと決意してから、約半年。漸くのことで、第1号をお届けする運びとなった

▼4ページ増えた分をカラー化して、記事の幅を美術の各方向に少し拡張し、機動力も高めることで、本紙をいわば犇眤鞍莽瓩ら救い出したいというのが本意。本号の形が最終形というわけでもなく、思い描いてきた通りの結論というわけでもないので、読者各位にはどうか、温かい目で見守って頂ければと思う

▼だが、そうは言っても、こうして踏み出した以上、後に引けないことは確かで、新聞社として初心に帰り、新たな気持ちで新聞づくりに取り組みたいと思っている。そういう意味では、この数カ月、筆者は実にワクワクしているのだが、この号の紙面からそのワクワク感を少しでも汲み取って頂けたら、嬉しい

▼話は変わるが、お待たせしている高校用の新しい学習指導要領の解説記事については、長野秀章先生を中心に本当に親身になって、いろいろと骨を追ってくださっている。だが、今回の改訂は、従来のような単なる手直しのレベルではなく、文科省はいわば従来とは全く異なる、新しい考え方で高校の国語教育と書道教育を再生、再構築しようとしていると考えてほしいとは、長野先生の説明である。

(書道美術新聞 第1129号1面 2018年9月15日付)


投稿日時: 18年09月01日

 今年の『レジャー白書』が発表された。それから算出した狃馥賛邑瓩錬苅坑伊人で、同白書の過去30年余りの歴史(?)上では初めて500万人を割り込んだ―

▼とにかく、2009年に同調査が、それまでの「住民基本台帳利用・層化二段無作為抽出法による3,000人に対する訪問調査」から、調査会社にモニター登録している人を単に性別・年代構成比で選び出して対象にするインターネット調査になってデータの信頼度は大幅に低下したから、本紙上での扱いも縮小の一途である(笑)

▼だが、今回の白書では、ちょっと目に留めた記事がある。「余暇活動の日中比較」と題するコラムで、これもインターネット調査なので、それなりの結果と思っていいものだろうが、それによると、上海人の余暇活動は、狄邑瓩鬚呂犬出すのに使える「参加希望率」ではどの種目も「日本と相関関係が見られた」(参加率と潜在需要の合計では類似)とか。ところが、こと「書道」については上海人の方が狎在需要瓩凌値がかなり高く、上海での40種目中5番目だという

▼ということは、つまり「書道」の参加率は日本のほうが上海より断然上らしいのが、まあ、「ほんまかいな」というコメントを付けて、ご紹介しておく。

(書道美術新聞 第1128号1面 2018年9月1日付)


投稿日時: 18年08月01日

 『文字だ!』誌の創刊第2号が8月1日、漸く発売の運びとなった。まだ「協会」の足腰が定まっていないこともあり、狒欧瓩実感である

▼創刊号の内容そのものについては、「面白かった」「読み応えがあった」などとお褒めの言葉が多くホッとしているが、しかし「文字文化検定の機関誌」と銘打ちながら、現状は「模索誌」の域を出ておらず、少々肩身が狭い

▼だが、こちらも漸く出た文科省の高校用「新指導要領」解説で、「文字文化の担い手としての自覚をもつことができるよう、効果的に文字を書く機会を積極的に設ける」ことが、これから高校でも「国語」の授業で求められようとしている。単なる知識でもなく、単なる技術・技能でもなく、もっと幅広く奥深い猜顕臭瓩鮹気辰討いねばならないということのようだ

▼その意味では、創刊号で「文字文化検定委員にご就任を」とお願いしたところ、すでに全国から300名を超える先生方が、手を挙げてくださった。まことに心強い限りである。そこで第2号では、燹嵎源文化試験問題」大募集瓩慮討啌櫃韻鬚靴討い襦どんな小さなアイデアでも出して頂き、総力を結集して、斬新で魅力的は「検定」のコンセプトを固めていきたいと思う。ご協力のほど――。

(書道美術新聞 第1127号1面 2018年8月1日付)


投稿日時: 18年07月15日

 東京五輪・パラ大会に向けての東京都による猜顕重イベント瓩諒臀犬紡个靴董◆崕馥察殖横娃横或妖検廚鮹羈砲箸垢觸馥惨愀献廛蹈哀薀爐魃募した件については、先に「20件程度の募集枠に2,000件を超える応募があったらしい」と、多少悲観的な中間的報告をさせて頂いたが、このほど狄該嵯覯稔瓩亡悗垢詈現颪届いた

▼「第一次審査の結果について(通知)」と題する同文書によると、まず「本企画公募については、国内外から2、436件にも及ぶ多数の応募があった」とあり、「東京都が主催する事業として審査を行った結果、貴企画は採択に至らなかった」とある

▼ただ、それではどんなプログラムが「一次審査」をパスし、採用されたのかには全く触れていないから、「残念な結果でしたね」と相づちを打つしかないのだが、とは言え全く期待してなかったといえば、ウソになる

▼この企画には、平昌冬季五輪記念のソウル展を受けての「日中韓三国代表作家展」や、「世界の文字・1字1語展」(仮称)といった野心的な構想をセットし、それなりに説得力がある企画と考えていたから、「一次で落選とは」…、なのである。まあ、最大の狙いは会場問題だったので、これから狄卦まき直し瓩任△襦

(書道美術新聞 第1126号1面 2018年7月15日付)


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