(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 6月20日(水曜日)
  
掲載日: 14年07月15日

テープカット風景(7月9日)大臣賞に室井玄聳氏
搬入点数2万点台
全7部門で搬入減に


 第66回毎日書道展・東京展が7月9日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した(8月3日まで)。
 
 今年の同展の公募搬入点数は前年比1,344点減の29,708点となり、平成17年の第57回展以来、9年ぶりに3万点の大台を割り込んだ。
 
 授賞面では、同展最高賞の文部科学大臣賞に漢字の室井玄聳が決まったほか、各賞もそれぞれ別項の通り決まった。
 
 なお、今年の併催特別展は、毎日書道会所属の幹部作家100名が参加して昨年十月から今年の一月までフランス国立ギメ東洋美術館で開催された「現代日本の書代表作家パリ展<SHO・2>」の犁国展示瓩函◆嵋萋書道・海外展のあゆみ」と題した同展の国際交流の軌跡を紹介する写真展が会期中、同じ国立新美術館で併催されている。(2、4〜6面に関連記事)


掲載日: 14年07月01日

原碑と拓本李商隠書蹟、初見参
西安で「王翊元夫婦墓誌」が出土



 李商隠書丹の墓誌が西安で出土したらしいというニュース自体は数年前のものなので、いささか旧聞に属するともいえるが、このほど西安交通大学に招かれて現地へ赴いた機会に同墓誌を実見したので、まだご存じない読者のために紹介しよう。
 
 これまで李商隠(813〜858)の書名は北宋の『宣和書譜』に聞こえるのみで、確かな書蹟の存在は、知られていなかった。
 
 それだけに、「王翊元夫婦墓誌」と略称されるこの墓誌の出現は、書法史上の大発見といえるだろう。(萱原 晋)(本紙6面に関連記事)


掲載日: 14年06月15日

台北・故宮博物院
東博に黄庭堅、孫過庭、蘇軾が!
狄隻併衒畚虱萋



 中国歴代の文物・美術品のコレクションでは世界屈指と定評があり、年間約400万人の来観者を迎え、大英博物館、ルーブル美術館、メトロポリタン美術館と並んで世界四大博物館の1つとも称される台北の国立故宮博物院による、アジアで初の開催となる特別展、「台北故宮博物院/神品至宝」が6月24日、東京・上野の東京国立博物館・平成館で開幕する(9月8日まで)。(本紙8、9面に関連グラフ)


掲載日: 14年06月01日

芸術3教科の採試実施状況書道教員採用に明るさ
本社調査
再開後の継続、くっきり



 美術新聞社はこのほど、今年の夏に全国の各都道府県教委が実施する公立高校の教員採用試験における「書道教員」試験の実施状況の調査をまとめた(前号一部既報)。
 
 それによると、今年は最終的に計21府県が実施することが分かった。
 
 書道教員の採試実施府県数が20を超えたのは、本社がこの問題での調査報道をスタートさせた約20年前以降では初めてで、ちょうど10年前の平成16年の夏に試験が実施されたのは全国で僅か4県に留まり、その前何年もの間も一ケタ台の年が珍しくなかったことを考えると、状況は明らかに好転していると言えそうだ。


掲載日: 14年06月01日

“日展改革”遅れ影響
日本芸術院
日展「5月決定」先送り



 日展(公益社団法人・寺坂公雄理事長)は5月25日、東京都内のホテルで本年度の定時社員総会を開催した。


大学本部前で座り込みをする学科生ら地方私大に改革の波
大学当局
2年連続定員割れで決断



 韓国の狃馥桟和膤忰瓩陵困箸靴篤盂阿帽く知られる、全羅北道益山市にある円光大学(学生数16、000人)の「書芸文化芸術学科」(旧書芸科)がこのほど、大学当局から「閉科通告」を受け、学科生らが座り込みやデモを繰り返し、教授陣は大統領宛に嘆願書を出すなどの騒ぎとなっている。

 まだ最終的にどのような決着を見るかは不透明だが、大学側は既に2015年度から学生募集を停止し、在学生の卒業までは学科を維持するという基本方針を固めているとされ、今後韓国内はもとより日本の関係方面にも少なからぬ波紋を呼ぶことになりそうだ。


全国50万人署名目標
“書写書道”充実めざし
書振連など実施窓口に
書写・書道教育に関する要望書



 昨年6月に全日本書道連盟など書道関係や書道教育関係の合わせて6団体を中心に、書振連(全日本書文化振興連盟)などの賛同6団体も足並みを揃えて文科大臣と中教審(中央教育審議会)会長に対し「書写・書道教育に関する要望書」を提出したことがキッカケで、このほど、「書写・書道教育推進協議会」(荒船清彦会長)が結成された。
 
 そして同協議会では早速、この4月から要望内容の早期実現に向けて、「書写・書道教育充実のための署名」活動をスタートさせた。
 
 署名活動は8月までの5カ月間の予定で、全国から50万人の署名を集め、文科省などに届けることをめざしている。


掲載日: 14年04月15日

今秋、「第1回改組新日展」
「審査公開」「序列廃止」等、方針



 不正審査疑惑報道を受けて昨年12月、第三者委員会による調査報告書で問題の存在を認め、内部に25名の会員による改革検討委員会を設けて今後の審査の在り方や組織、運営体制の見直し等について検討を進めてきた日展(公益社団法人=寺坂公雄理事長)は4月10日、記者会見を開き、「中間報告」として改革案の骨子を発表した。
 
 日展では今後、この改革案に沿って具体的な改革の方策をまとめ、最終決定する段取りで、今秋の展覧会については名称を改めるなどして例年通り開催する考えのようだ。


掲載日: 14年04月01日

第三者委員会法報告会の様子日展審査疑惑問題
今年の日展、予定通り
日展が方針固める
「第2次第三者委報告」受け



 朝日新聞による「日展」五科における“審査疑惑”報道を受けて実態の解明に乗り出し、昨年12月に外部の第三者委員会による調査報告書を公表して指摘事実の存在を認めると共に、問題の再発防止のため理事会の下に改革検討委を設置して改革改善の方策の策定を急いでいる日展は3月25日、第一次委に引き続き五科以外の各科の審査状況の調査を委嘱していた新たな第2次第三者委員会による、「他の科には指摘されたような不正は認められなかった」とする報告書を公表した。


掲載日: 14年03月15日

于右任書「標準草書千字文」(部分)「于右任展」に併催へ
東京・池袋で4月23日開幕
文字生活の効率化に一石



 美術新聞社は目下、台湾政府の関係部局などと協力して、20世紀の大陸で孫文に従って「中華民国」の建国に大きな役割を担うとともに、晩年の戦後は台湾政府の中枢にある一方で書家としても顕著な足跡を残し、中国・台湾の書法界では“当代の草聖”と謳われる于右任(う・ゆうじん)の「逝世50周年記念回顧展」(4月23日−28日、於東京芸術劇場展示ギャラリー)の開催準備を進めているが、このほどこれに合わせて急きょ、同会期・同会場で「“標準草書”の歩み」展(仮称)を併催する方針を固めた。
 
 本社はこれにより、わが国では理解と評価の立ち遅れが指摘される于右任が創始した「標準草書」に対する再認識、再評価のキッカケにしたい考えだ。


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