(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月18日(土曜日)
  

「謙慎」「興朋」2強時代
かなは拮抗
狷明審査瓩妊ッキリ
日展入選会派分布
  美術新聞社が進めてきた、「改組新・第1回日展五科」の全入選者の所属調べがほぼ終わった。日展が組織の存亡を賭けて取り組んだ審査改革方針のもと、外部審査員も加えて徹底した透明性、公正性を期して行われた鑑・審査の結果から浮かび上がったのは、漢字部門は謙慎と興朋の2強時代、かなは有力会派拮抗という現書壇の構図である。(本紙1面に会派・部門別全入選者数一覧表を掲載)


掲載日: 15年01月15日

「羊」字を揮毫して得意げな象の“ゆめ花”(7歳雌)−市原ぞうの国−千葉・市原で

 千葉・市原市の「市原ぞうの国」(坂本小百合園長)で飼われている日本生まれのアジアゾウ、ゆめ花(7歳雌)が、訓練で文字や絵を描くことを覚え、毎年暮れには公募で選んだ「来年の漢字」を、また正月には「今年の干支文字」を書く「ぞうさんショー」を演じて話題となっている。
 今年も元日から4日まで毎日、午前中には「羊」、午後は「2015」の狎幣經毫”をこなして来園者の喝采を博した。


本社、今秋発刊へ
7分冊のシリーズ


 美術新聞社/萱原書房はこのほど、鍾明善著『グラフィック版・最新中国書道史』(仮称)の刊行計画を固め、西安交通大学教授の鍾氏との間で覚書を交わした。これは同教授が2001年に上梓した『中国書法史』(第業如砲瞭本語版に当たるもので、監修には中村伸夫・筑波大学教授、編集には萱原晋・美術新聞社主幹が当たり、最新の資料出土情報、学界新知見なども織り込んで、7分冊のシリーズ本とする計画の大型出版。今秋の刊行スタートを、予定している。(写真は、鍾氏著の中国語版の表紙)


会場風景北京匡時最近オークション
近・現代作家は堅調

過熱相場一幅
出来高・落札率はダウン


 中国書画作品市場の動向把握のために本紙が継続的にチェックを続けている、北京の四大オークションの一角で特に書画作品に強みを持つ北京匡時拍売(カウンシル競売)の2014年秋季オークションが去る12月2日から4日まで、例年通り北京市東城区の北京国際飯店で開かれた。

「依然として調整段階」(董国強同社代表)が続く市場の地合いを反映して、今回も3、473件の出品に対する総出来高(落札総額)は13・4億元に留まり、落札率も64%台で、出来高は前年秋季の19・9億元からすると33%減、落札率も5ポイント以上の落ち込みとなっている。(本紙2面に関連画像)


掲載日: 14年12月15日

全書研・高知大会「言葉」指導、充実を
犲ヾ改訂瓩砲蕕鵑如!



  今年の第55回全書研(全日本書写書道教育研究会=長野秀章理事長)大会がこのほど高知市で開催されたが、同大会で採択された恒例の「書写・書道教育の充実に関する要望書」に初めて、幼稚園に対する直接的な「要望事項」が盛り込まれ、注目されている。

  今年採択された同「要望書」は、前文には割合きめ細かな手入れがされているものの、「要望事項」(上掲)自体はほぼ昨年通りといえるものとなっている。しかし1行目と2行目だけは例外で、ここに加えられた変更が今後の書写教育の在り方を大きく変える可能性があると見られることから、今年の大会は将来、重要な爛拭璽縫鵐哀櫂ぅ鵐鉢瓩世辰燭班床舛気譴襪海箸砲覆襪もしれない。(文末に要望文掲載)


日展五科新入選作品の分析結果(本文に拡大画像)新入選273点を分析してみると


 師走を迎え、美術界内外から大きな関心を集めた今年の「改組(新)第1回日展」が、いよいよ東京展の幕を閉じようとしている。本紙では目下、開幕以来粘り強く今回展の五科(書)の犖‐抬畉邏箸鯊海韻討い襪、まだ本格的にご報告できるまで、結果がまとまっていない。
 
 しかし「第1回展」というのは、経緯はどうあれ、今後の基準となり比較対象となるスタートラインであるから、専門メディアとしては徹底的にチェックし、記録して、今後に備えたいと考えている。


掲載日: 14年11月15日

台北展開幕式で挨拶する主催者の張博雅・監察院長台北で「記念大展」開く
日本のコレクションも出品
学術研討会にも熱気



 中国の近・現代史上に清朝を倒して中華民国を建国した国民党の有力政治家の1人として活躍し、書人としても「標準草書運動」を主唱して20世紀の中国書法史に大きな足跡を残した于右任(う・ゆうじん=1879〜1964)の没後50年を機にした、「于右任・辞世五〇周年記念大展」が11月6日、台湾・台北市の国立国父紀念館・中山画廊で開幕した(12月3日まで)。


五科入選入用懇親会風景(10月30日)搬入1,000点減に留まる
会員賞に吉澤氏
入選率10%台、新入選大幅増


 改組(新)第1回日展が10月31日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した(12月7日まで)。
 
 今年の同展五科(書)の搬入点数は前年比1、029点減の9、200点で、これに対する入選数は同31点減の943点に留まったことから、入選率は昭和61年の第18回展以来29年ぶりに10%を上回り、10・25%となった。
 
 これらの入選作に対する審査の結果、別項の10名の特選受賞者が決まった。
 
 なお、大臣賞については、昨年に引き続き今年は、所管官庁に対する申請自体を行っておらず、選考・授賞は行われなかった。(本紙2〜6面に関連記事)


掲載日: 14年10月15日

完成した『于右任書法全集』の展示(西安交通大にて)全36巻に、2,600点収録
北京・文物出版社、11月発売へ


 中国の近・現代書法の巨匠で狹代の草聖瓩箸眈里気譴誂憶ηぁ覆ΑΔ罎Δ犬鵝織罅次Ε茱Ε譽鵝殖隠牽沓后腺隠坑僑粥砲劉爛タログレゾネ瓠柄敢酩別槝拭砲箸盡世┐襦慚憶ηそ駛〜棺検戞柄苅械挟)が完成し、この11月にも北京の文物出版社から発売される見通しになった。
 
 同全集は、編集委員会が精選した于右任作品の図版を合わせて2、600余件収録し、全て特漉きの厚手の宣紙に印刷。
 
 製本上がりはタテ37×横26臓覆曚棕贈竿宗法∩蹌供■僑娃哀據璽犬箸いβ膾で、販売価格は未発表だが、一セット2万元程度(現在1元=17円前後)になるものと見られている。


掲載日: 14年10月01日

日展のホームページから「外部審査員」発表
対象拡大で
会員賞は“新たな賞”に


 日展(奥田小由女理事長)は9月30日、ホームページに「日展からのお知らせ」最新版を掲載し、合わせて報道機関に宛てたFAXでも同内容の文書を配布した。
 
 それによると、日展は同日付で今月31日に開幕する「改組新・第一回日展」における各科3名、計15名の「外部審査員」を決めるとともに、今年度は「内閣総理大臣賞」「文部科学大臣賞」については申請を行わず、「会員賞」については授賞対象を拡大した新たな「日展会員賞」とすることなどを発表。
 
 またこれに合わせて、問題となった過去の五科・篆刻部門の審査における「顧問の関与」についての一連の理事会決定にも、「信頼を損なった」として謝罪すると共に決議・決定を取り消す方針を明らかにした。


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