(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 8月19日(日曜日)
  

古筆・写経名品一堂
リニューアル・オープン記念

 
開館50周年を機にした増改修工事のため一昨年秋から休館していた五島美術館がこのほど大方の工事を終え、10月20日にリニューアルオープンすることが本決まりとなった。

同館の今回の工事は、建物の外観や骨格は吉田五十八設計で知られる寝殿造の要素を現代建築に取り入れたプランで名高い50年前の姿をそのまま留めながら、耐震化や館内設備の更新、展示室の増設、パブリックスペースの拡充などを行ったもので、工事中に遺跡が見つかったことなどから工事が遅れている庭園内の茶室関係を除き、全ての美術館機能を再開する。

「新装開館記念展」は、来年3月までの半年にわたり四つのシリーズ展で構成される「時代の美‐五島美術館・大東急記念文庫の精華」展で、同館のコレクション優品を概ね時代順に披露する「名品展」となり、20日からはまず天平写経や平安古筆名品を主な内容とする「第一部奈良・平安編」を11月18日までの会期で開く。(本紙2、4面に関連記事・写真)


掲載日: 12年10月01日

歴代天皇の140件一堂
10/13京都国立博物館で開幕


 「宸翰・天皇の書」展が10月13日、京都国立博物館で開幕する(11月25日まで)。
 
 同展は、「御手(みて)が織りなす至高の美」の副題で開かれる同館企画の特別展で、正倉院宝物をはじめ延暦寺、神護寺、宮内庁などの蔵品によって奈良から昭和までの歴代天皇の書蹟を中心に合わせて144件(国宝17件、重文66件、重美14件を含む)を展示するが、このうち140件近くが「宸翰」で占められており、「これほどの宸翰が一堂に展示されることはまさに奇跡的」、「二度と実現することはないだろう」(同館)というほどの、今秋必見の大型企画展だ。(本紙7面に関連グラフ)


まず「温泉銘」課題に
犒醂禧ソ餃瓠‖茖渦鹹切は、11月25日


 美術新聞社/萱原書房は本号から本紙に、新たな「臨書講座」の連載を、第1講「唐太宗・温泉銘」(1)としてスタートさせる。
 
 本企画は、既に創刊30年を超え、通巻1000号の大きな節目を目前にする本紙が、未来志向に基づく新しい書文化・書芸術振興活性化運動として書道界に広く提案するもので、競書システムを備え、読者各位の幅広い参加を期待している。
 
 なお講座の名称については、本紙が昭和59年秋から同62年夏まで当時の金子鴎亭、手島右卿、宇野雪村の3巨匠・大家を指導陣に連載し大きな反響を呼んだ「現代臨書範」の後継企画としての位置づけを鮮明にする狙いで、「続・臨書範」と銘打つことにした。
 
 以下に、本企画の総監修で主任講師を務める小川東洲氏(米ハーバード大客員教授)に講座の狙いなどを話してもらった。(本紙3面に関連記事、10・11面に第1回講座)


「読売大賞」に土岐氏
2%減
大震災等の影響長引く


 第29回読売書法展・東京展が今年も8月24日、東京・六本木の国立新美術館と池袋のサンシャインシティ文化会館で開幕する(9月2日まで)。
 
 今回展の一般公募(会友含む)の搬入点数は4部門合わせて2万347点(昨年比412点減)となり、昨年に引き続き漢字、かな、篆刻、調和体のすべての部門で前年を下回って、大震災被害等の影響が長引いている状況を窺わせている。
 
 授賞面では、同展最高賞(理事作品対象)の読売大賞にかなの土岐妍子「灌頂巻」が決まったのをはじめ、各賞に受賞者がそれぞれ決まった。(本誌2、6、7面に関連記事・グラフ)


【審査総評】審査部長・樽本樹邨

 今年の第29回展も酷暑の中、総計148名の当番審査員により鑑別、審査が行われた。今回は堂々とした見応えのある作品が多く、若い力を実感した。頼もしいことである。古典から得た知識や技術を自分自身の個性として、さらに高めていくことが必要である。

 各部門ともやはり、大賞・準大賞を獲得した作品には完成された美が備わっている。線に柔軟性があり、余白も十分生かされ、自分の顔を持っている。日頃の研鑽の賜物である。

 しかしながら、日常の練磨と共に重要なことは、他者の作品を鑑賞することである。自分にはない、高い実力を持つ芸術に触れることが、自己の啓発へと結び付く。その意味で、読売書法展の会場は恰好の場となる。しっかり鑑賞して、次回展につなげていくことを期待したいと思う。


(書道美術新聞 第990号1面 2012年8月15日付)


掲載日: 12年08月01日

まず「展大臨書」重視第1弾は「温泉銘」
小川東洲氏、狒躊峠き畚任


 本紙は今秋から、9月15日付を第1回として毎号の紙面を恒常的に使った読者を対象とする「新臨書講座」をスタートさせる計画を進めていますが、このほど同講座の総監修兼主任講師に現代日本を代表する書作家として国際的にも知名度の高い米ハーバード大客員教授、小川東洲氏(84)を迎えることが本決まりとなりました。
 
 また新講座は、美術新聞社が名義主体として「国際書学院」(仮称)と命名する予定の付属機関を設け、この機関に作品審査体制等を整備して、昇級・昇格や資格認定などの業務を恒久的に処理運営していくことにしています。


掲載日: 12年07月15日

東京展・国立新美術館会場のエントランス大臣賞に関口春芳氏
2会場制に復帰 搬入は回復基調に


 第64回毎日書道展・東京展が7月11日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した(8月5日まで)。
 
 今年の同展の公募搬入点数は前年比301点増の31、307点で、昨年の落ち込み分の約3分の1を回復した。
 
 授賞面では、同展最高賞の文部科学大臣賞に漢字の関口春芳が決まったほか、各賞もそれぞれ別項の通り決まった。
 
 また、今年で6回目となる特別展示は、「生誕120年記念・熊谷恒子の世界」展が会期中、同じ国立新美術館で併催されている。(本紙4、6〜8面に関連記事)


掲載日: 12年07月01日

墨書木簡、大量出土
6世紀 三国時代
列島木簡に100年先行も

 一級資料、とりわけ肉筆の書蹟や法帖類の伝存の乏しさから本格研究がいまだに大きく立ち遅れている古代(三国〜高麗期)の朝鮮半島の「書芸史」研究に曙光がきざし始めている。
 
 近年半島では、国家プロジェクト的な規模の考古学発掘調査が各地で進められており、これに伴って、まだ数量的には総数約500点と決して多くはないものの極めて資料性の高い墨書をもつ木簡の出土が相次いでいるためで、これらの資料は今後の列島「書道史」の研究上にも大きな影響を与える可能性があり、今後の半島における新出土情報には目が離せなくなってきている。 (本紙5面に関連記事)



本紙に"新臨書講座"誕生

月例競書も実施へ
25年ぶり「現代臨書範」後継企画


 情報産業が急速に電子化、IT化していく流れの中で、これからの時代における書道専門紙の在り方を検討してきた美術新聞社はこのほど、日本の書文化・書芸術のさらなる振興に向けた新たな提案型紙面企画として、新臨書講座「今日の書学」(仮称)を今秋9月からスタートさせる方針を固めた。
 
 これはかつて本紙で連載し好評を博した「現代臨書範」の後継企画といえるものだが、今回は単に講座の掲載だけでなく、臨書専門の「月例競書」も実施する点が大きな特色で、これにより広く書道界に対し、書技の錬成、修練の原点としての「臨書」を通した切磋琢磨の場を、提供していく狙いだ。


掲載日: 12年06月15日


佐久市主催

 “天来生誕140年”記念して


 長野県佐久市と同市教委はこのほど、「第1回<比田井天来・小琴顕彰>佐久全国臨書展」の開催要項を発表した。


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