(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 1月20日(土曜日)
  
掲載日: 13年01月15日

本紙独立
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ブログペーパー機能、維持


 美術新聞社/萱原書房はこのほど、過去2年間、不定期刊行を続けながら本紙を新時代へ向けて補完する新構想媒体としての可能性を追求してきた《千書万香》について、いよいよ今春から内容の強化を図って通年発行(1、8月を除く毎月刊)に踏み切る方針を固めた。
 
 具体的には、本紙の「独立別冊付録」としての位置づけや、根強い支持を受けている「ブログペーパー」機能などはそのまま維持しつつ、新たに魅力的な「プラスα」企画を盛り込んで本格刊行に取り組むことにしたもので、この「プラスα」企画について本社では「書論キャッシュ」の仮称を与え、これからの時代の書文化・書芸術の一層の振興発展に寄与出来るメディアをめざして準備を進めている。 


掲載日: 13年01月01日

特別展 書聖・王羲之
22日、東博で開幕へ
名品網羅 初の本格“王羲之展”実現


 特別展「書聖・王羲之」が1月22日、東京・上野の東京国立博物館で開幕する(3月3日まで)。
 
 同展は、日中国交正常化40周年を記念して毎日新聞社・NHKなどが主催するもので、特に米国・プリンストン大付属美術館蔵の「行穣帖」が10年ぶりに日本で見られるほか、日本に伝わった名宝「喪乱帖」、「孔侍中帖」、また昭和40年代に国内で手鑑中から発見された「妹至帖」等の搨摸本(とうもほん=双鉤填墨本)の名品をはじめ、複数の「蘭亭序」刻本や、王羲之関連の作品、法帖等が合わせて約160件出品されることになっている。
 
 国内ではこれまでに、「蘭亭序」などの特集展示は前例もなくないが、こうした本格的な「王羲之展」は初めてとなる。


光村が、大きく伸びる
各社シェア
4社牴0貔畛代に


 全国の国公私立の高等学校で、改訂された新学習指導要領の実施(学年進行で3年で実施)がいよいよ来春4月の新学期から始まるのを前に進められていた4社による「書道機弑飢塀顱並茖嘘愬用)の犧梁鮠戦瓩終わり、各社教科書のシェア(獲得部数)がほぼ明らかになった。
 
 美術新聞社の取材によると、今回の商戦で台風の目となりめざましく部数を伸ばしたのは光村図書出版の『書写機戮如一方従来35%前後のトップシェアを誇ってきた教育図書は大きく後退して、明暗を分けた結果となっている。


掲載日: 12年12月15日



 文科省は11月30日、今年の日本芸術院の会員候補選挙の結果を発表した。

 それによると、書分科では井茂圭洞氏(76・一東書道会会長)の歴代16人目の会員就任が決まった。


掲載日: 12年12月01日

 “苦難”乗り越え実現
ホーチミンで
各国・地域、一丸の結束


 第28回国際蘭亭筆会書法展・ベトナムホーチミン展が11月24日から30日まで、ホーチミン市2区の奇龍美術館(李克柔館長)で開催された。
 
 今回展の参加は日本、韓国、台湾と地元ベトナムの4カ国・地域で、最近の東アジアをめぐる国際情勢緊迫のあおりで、参加準備を進めていた中国などが作品搬入を見送ったこともあり、現地持ち込み作品は日本74点、韓国73点、台湾75点の計222点。
 
 これにベトナム・ホーチミン書法会からの29点の友情出品があり、合わせて総点数251点による開催となった。(2面に関連記事)


掲載日: 12年11月15日

 今年度版『レジャー白書』から
“ネット調査”依然不安定
“健康志向の人”「書道」にお金?


 日本生産性本部はこのほど、今年度版の『2012/レジャー白書』(第36号)を発表した。
 
 同白書の調査データは、本社が長年にわたり毎年「書道人口」の推移をはじき出すのに用いてきたものだが、同本部が一昨年以降調査手法を「質問留置法」から「インターネット調査」に変更したことでデータの連続性が失われ、また得られているデータ自体の信頼性にも疑問符がついたことで、この2年間は「書道人口」の報道も見合わせてきた。
 
 本社としては、3年分のデータがあれば「ネット調査」の猜从甲有瓩分かり、独自に従来データとの連続性を確保する計画を練ってきたが、本年版でもデータの変動幅が大き過ぎるきらいがあり、当面はそうした企ても断念するほかなさそうだ。


掲載日: 12年11月01日

搬入1万点を維持
大臣賞に今村桂山氏
調和体入選率、再び6%台


 第44回日展が11月2日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した(12月9日まで)。
 
 今年の同展五科(書)の搬入点数は10、385点(前年比39点増)、これに対する入選数は前年比7点増の974点で、入選率は9・37%と、ほぼ前年と同水準となった。
 
 これらの入選作に対する審査の結果、別項の10名の特選受賞者が決まったほか、役員・会員作家作品対象の特別賞選考では、最高賞の「文科大臣賞」(評議員対象)に漢字部門の今村桂山、「会員賞」(会員対象)には同じく漢字部門の中村伸夫がそれぞれ決まった。(本紙2、4、5面に関連記事)


【審査総評】五科審査主任・新井光風

 伝統と歴史と、その質の高さを誇る日展第五科・書。応募点数は今年も、1万点を超えた。入選作品が1割にも満たない厳選の状況は、今年も続いている。

 入選作品の選出に当たっては、わが国の書の美を代表する日展という舞台にふさわしい、書の本質的内容を内蔵した「いい作品を選ぶ」という心構えで臨んだ。古典によって基盤を築き、古典を乗り越えて新風を吹き込み、自らの道を切り開いた意欲的な作、書の根源的な線そのものの比重を高め、書の本質を追求する作など、確かな方向性を示す作品は評価されている。

 調和体作品は歴史が浅く種々の問題も含んではいるが、線を尊重する本来的な姿勢のきざしが見え始めてきたように感じる。また、師風追従形の作品は次第に少なくなってきた感があり、進歩の1つと受け止めている。総体的にみて、種々の面で期待が持てる今年の五科だと思う。


(書道美術新聞 第994号1面 2012年11月1日付)


古筆・写経名品一堂
リニューアル・オープン記念

 
開館50周年を機にした増改修工事のため一昨年秋から休館していた五島美術館がこのほど大方の工事を終え、10月20日にリニューアルオープンすることが本決まりとなった。

同館の今回の工事は、建物の外観や骨格は吉田五十八設計で知られる寝殿造の要素を現代建築に取り入れたプランで名高い50年前の姿をそのまま留めながら、耐震化や館内設備の更新、展示室の増設、パブリックスペースの拡充などを行ったもので、工事中に遺跡が見つかったことなどから工事が遅れている庭園内の茶室関係を除き、全ての美術館機能を再開する。

「新装開館記念展」は、来年3月までの半年にわたり四つのシリーズ展で構成される「時代の美‐五島美術館・大東急記念文庫の精華」展で、同館のコレクション優品を概ね時代順に披露する「名品展」となり、20日からはまず天平写経や平安古筆名品を主な内容とする「第一部奈良・平安編」を11月18日までの会期で開く。(本紙2、4面に関連記事・写真)


掲載日: 12年10月01日

歴代天皇の140件一堂
10/13京都国立博物館で開幕


 「宸翰・天皇の書」展が10月13日、京都国立博物館で開幕する(11月25日まで)。
 
 同展は、「御手(みて)が織りなす至高の美」の副題で開かれる同館企画の特別展で、正倉院宝物をはじめ延暦寺、神護寺、宮内庁などの蔵品によって奈良から昭和までの歴代天皇の書蹟を中心に合わせて144件(国宝17件、重文66件、重美14件を含む)を展示するが、このうち140件近くが「宸翰」で占められており、「これほどの宸翰が一堂に展示されることはまさに奇跡的」、「二度と実現することはないだろう」(同館)というほどの、今秋必見の大型企画展だ。(本紙7面に関連グラフ)


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