(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月24日(金曜日)
  
掲載日: 13年12月15日

朝日新聞の告発記事(10・30付1面)第三者委が「報告書」
“指摘事実”認める
「疑念、他の科にも」とも
緊急特集「報告書」全文掲載(本紙2号連載)



 朝日新聞の告発報道を受けて2009年の日展における五科(書)の、特に篆刻部門を中心に審査の実態を調査していた日展第三者委員会は12月5日、日展に対して「報告書」を提出すると共に、記者会見を開いて調査結果を公表した。
 
 それによると同委は、同年の第41回展における五科をめぐって指摘された疑惑について、同年の責任者だった審査主任が存命していないこともあって具体的には認定できなかったとしながらも関係者に対するヒアリングなどにより、指摘された事実は認められたと結論。
 
 その上で再発防止策として、外部審査員の導入など審査体制の改善策や、事務局が審査過程を把握できるシステムの導入などを、幅広く提言している。(本紙3〜6面に報告書)


“実施元年”明るい動き
全高書研調査
全国の公立高の開講状況



 全高書研の年次大会が今年も、浜松市で「第38回静岡大会」として開催された。
 
 高校では今年、「書道」も他教科と同様、文科省が定めた新しい「学習指導要領」が学年進行で切り替わる“実施元年”に当たり、まず一年生を対象とする「書道機廚、全面的に新課程に切り替わった。
 
 そこで、同研・調査部が今年の大会でも報告した恒例の「26年度全国高等学校書道教育に関する実態調査」のデータをもとに、今大会のメーンテーマにも掲げられた高校書道の「新時代」がどう読み取れるか、検証してみよう。


日・韓・中・台、そろう
国際機構改革
国際新会長に台湾・張氏



 第29回国際蘭亭筆会書法展/ドイツ・デュッセルドルフ展が11月6日、デュッセルドルフ市の日本文化センター<恵光ハウス>共生ホールで開幕した(17日まで)。
 
 今回展の参加は日本、韓国、台湾、中国・北京の4カ国・地域の各蘭亭筆会組織で、出品作品は日本70点、韓国79点、台湾66点、北京11点となった。
 
 準備段階では、さらに中国・上海から39点の出品が見込まれていたが、政治的要因で直前に不参加が決まり、総点数は226点に留まった。
 
 開幕式に先立って行われた恒例の各国代表者会議では、国際蘭亭筆会の機構改革に伴う国際役員人事や、今後の開催地として来年度の日本・奈良展が正式決定されるとともに、再来年度は中国、その次年度は韓国で開催する方針などを内定した。(本紙3面に関連記事)


掲載日: 13年11月01日

「大臣賞」選考を中止
“不正審査”
報道受けテープカットも行わず



 第45回日展が11月1日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した(12月8日まで)。
 
 今年の同展五科(書)の搬入点数は10、229点(前年比156点減)、これに対する入選数は前年と同数の974点で、入選率は9・53%と対前年比では僅かにアップした。
 
 これらの入選作に対する審査の結果、別項の10名の特選受賞者が決まった。
 
 なお、開幕直前に明るみに出た五科をめぐる“不正審査”報道を受けて、日展事務局は開幕前日に発表する恒例の各科の評議員・会員作家対象の特別賞(大臣賞、会員賞)の選考を全科で中止し、開幕日のテープカットも行わなかった。
 
 また、これを受けて五科の最高指導者の古谷蒼韻・日展顧問の辞任が伝えられ、会場からも作品が取り外される異例の事態となっている。(本紙2、4、5面に関連記事)


掲載日: 13年11月01日

書道界7人目の栄誉


 政府は10月25日、25年度の文化勲章受章者と文化功労者を決め、発表した。
 
 
 それによると、今年の文化勲章受章者は映画の高倉健氏(82)や日本文学・比較文学の中西進氏(84)ら5名、文化功労者は中国思想史・中国氏・国際貢献の吉川忠夫氏(76)ら15名で、書道界からも「かなと漢字が互いの美を保った、作品として気品のある独自の書風を展開、日本を代表するかな書家の一人として多年にわたり優れた作品を発表し、関係団体の要職を務めるなど斯界の発展向上に尽力、我が国書道界に多大な貢献をした」との授章理由で高木聖鶴氏(90)が文化勲章に決まった。
 
 
 文化勲章の親授式は、11月3日に皇居で行われる。
 
 
 書道界からの文化勲章受章者としては、昭和60年の西川寧、平成2年の金子鴎亭、同4年の青山杉雨、同10年の村上三島、同12年の杉岡華邨、同16年の小林斗■の各氏に次ぎ、9年ぶり7人目。(続き 受章者簡歴)


掲載日: 13年10月15日

重機による採掘
「硯作り」の原点、見失わず



 大震災から2年半。
 
 暫くぶりに訪ねた「硯の町」宮城・石巻市の雄勝では、壊滅的被害を受けた市街の中心部に最後まで無残な姿をさらしていた「雄勝硯伝統産業会館」の解体撤去作業も漸く終わって、本当に何もなくなった殺伐とした犢野瓩広がっていた。
 
 しかし、その街の一角で最後に取り壊し工事が始まった旧狡役場疝詐〜躪膸拿蠅遼気蕕坊つプレハブ長屋に仮の本拠を置く雄勝硯生産販売協同組合では、市が進める「町」の復興計画に合わせて硯事業再生の方途を探りつつ、修理で再利用が可能となった僅かな装置や工具類を駆使して、細々とながらも全国から寄せられる支援の注文に応えるため、硯や食器、工芸品類の製造が緒に着き始めていた。
 
 焦眉の急の組合の立て直しと硯事業の再建に奔走する組合理事長、澤村文雄・澤村製硯社長に、その現状や、今後の見通しなどを聞いた。(編集部)

(続き 雄勝硯組合・澤村文雄理事長にきく)


文科省が新方針「書道」消滅の危機も
「改革」迫られる国立大・教員養成学部



 本紙の姉妹誌《千書万香》13号の「誌上ブログ」欄に載った故鶴田一雄・新潟大教授の「国立大学の教員養成学部の動向について」と題する記事が、「鶴田先生の遺言だ」と、波紋を呼んでいる。
 
 同記事は、鶴田氏本人から最終締め切り日を一日過ぎた8月23日に、「国立大学の教員養成学部から書道がなくなるのではとの危機感から文章を書きました。間に合えば採用して下さい」と、FAXで送られてきたもので、編集部では内容の重要性からむろん、直ちに掲載を決め作業を開始して9月1日付で同号は発行の運びとなったのだが、それから間もない9月19日に氏の訃報に接したことは、日刊紙等でも報じられた通りである。
 そして、氏はご自身が胃がんであることをご存じだったと聞くから、まさに「遺言」というべきものと思わずにいられない。 

 そこで本紙では、この問題に関する認識を書道界共有のものとすべく、ここに氏のご寄稿記事を再掲するとともに、兵庫教育大の小竹光夫教授と、佐賀大の竹之内裕章名誉教授にも「コメント」の形でご参加願い、「緊急紙上シンポ」と銘打ってみた。
 このほかにも多くの専門家にコメントを頂いているので、次号以降の記事に反映したい。
 
 読者各位も、ぜひご意見をお寄せ頂きたい。(本紙2面に関連記事)


掲載日: 13年09月15日

“参加人口”は大幅減
レジャー白書のデータから
ネット調査修正試算値


 日本生産性本部はこのほど、本年度版の『2013/レジャー白書』(第37号)を発表した。(本紙3面に関連記事)


掲載日: 13年08月15日

「大賞」に足立光嶽氏
搬入は24年ぶりの水準
記念展「和様の書」併催


 第30回読売書法展・東京展が今年も8月23日、東京・六本木の国立新美術館と池袋のサンシャインシティ文化会館で開幕する(9月1日まで)。

 記念展となった今年の同展は、東博で開催中の特別展「和様の書」の併催や、特別昇格の実施などを行ったが、今回の一般公募(会友含む)の搬入点数は四部門合わせて19、390点(昨年比957点減)と、平成11年のピーク時からは約8、000点減。

 24年ぶりに2万点の大台を割る結果となり、昨年に引き続き漢字、かな、篆刻、調和体の各部門で前年を下回った。

 授賞面では、同展最高賞(理事作品対象)の読売大賞に漢字の足立光嶽が決まったのをはじめ、各賞に受賞者がそれぞれ決まった。(3〜5面に関連記事)


掲載日: 13年08月01日

全書連、書振連など12団体
書写・書道教育強化充実めざし



 書壇組織の全日本書道連盟、全国書美術振興会や、学校・大学の書写書道教育研究関係各組織、また毎日、読売、産経の公募展団体や、全国書塾団体の全日本書文化振興連盟(書振連)など関係12組織・団体等がこのほど、文科大臣と中教審会長宛に「書写・書道教育に関する要望書」を連名で提出した。


« 1 ... 8 9 10 (11) 12 13 14 ... 17 »
キーワード検索
書道段級取得−《書統》
書統'17 9月号
楽しく書道を学ぶ雑誌
21世紀の書道をリードする新構想の競書誌です。

[⇒詳しく見る]
全国有名筆墨業者一覧

◎埼玉

◎東京

◎滋賀

◎京都

◎大阪

◎奈良

◎広島

◎沖縄

▽関連するキーワードで検索する
[お問い合わせ] Tel 03-3462-5251(代表)
株式会社 萱原書房/美術新聞社  〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29-35 ヴィラ桜ヶ丘ビル7F[アクセスを表示]
Copyright (c) 1999- KAYAHARA PUBLISHING INC.,JAPAN All right reserved.