第5回≪書統≫全国展開く

掲載日: 08年07月01日 | カテゴリ: 書道美術新聞【1面】

第5回≪書統≫全国展開く
東京セントラル美術館会場


元気印の“超党派社中展”
出品点数、6割超の伸び

 美術新聞社/萱原書房主催の「第5回《書統》全国展」が6月17日から22日まで、東京・銀座の東京セントラル美術館で開催された。


 同展はこれまで、本社発行の競書誌《書統》の指導陣(賛助出品)と師範・支部長(役員)を中心とした中核誌友による「選抜展」として同じ銀座の松坂屋カトレヤサロンで開催してきたものだが、第5回展を迎え会場を移したのを機に、出品者層を広げて爛ール《書統》瓩痢崛換馘検廚箸靴導催の運びとなった。このため、運営に当たった同展実行委員会(伊藤幽峰委員長)では、従来の2月開催から6月に会期を繰り下げて準備期間を確保し、この間出品予定者らによる犧酩文Φ羃餃瓩髻埆馘》指導陣を講師に3度にわたって開くなど、周到な準備を重ねてきた。


 その結果、出品点数もほぼ目標達成の規模の196点(指導陣による賛助作品12点を含む)となり、平成16年の第1回展の72点から、第2回展91点、第3回展102点、昨年の第4回展120点という堅調の実績に対しても、一挙に6割を超える伸びを見せた。内容も、各出品者ともに自由な雰囲気の中で思い思いに果敢な取り組みと、時間をかけた地道な書き込みの成果を示し、質的にも長足の進歩をみせた生気あふれる作品群が、まさに「元気印」の狡凝淒票卉翕賢瓩箸任發いΔ戮見どころの多い書展を実現、天候には恵まれなかったにもかかわらず、入場者数も1,500人を超える盛会となった。


犲邏稔瓩了申出品

 今年の賛助出品もほぼ例年通りの陣容で、《書統》指導委員会を構成する桑原呂翁委員長、石飛博光副委員長、高木厚人副委員長、書写指導の久米公常任顧問、岩切誠常任委員、鈴木啓水常任委員、岡田直樹委員、住川英明委員(初)、土橋靖子委員、佐藤光堂客員教授、江口大象客員教授のほか、第5回展記念出品として10年前の《書統》創刊当初に指導システムの構築に大きな役割を果たし平成15年に死去した故塩練心泉元常任委員らによる珠玉の賛助作品も本展の大きな魅力として、参観者ばかりでなく出品者にとっても大きな求心力となっている。


 なお、来年の第6回展も同じ東京セントラル美術館を会場に今年同様15カ月以上の準備期間を確保してさらなる向上をめざし、21年9月29日(火)から10月4日(日)までの会期で開催の予定となっている。



(書道美術新聞 (第895号) 2008年7月1日版 3面)



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