杭迫氏「院賞」受賞

掲載日: 08年04月01日 | カテゴリ: 書道美術新聞【1面】

杭迫氏「院賞」受賞


挑戦2年目
書道界49人目の栄誉

 日本芸術院(三浦朱門院長)は3月28日、第64回(平成19年度)日本芸術院賞を決める会員投票の開票の結果を受け、第一部(美術)で正候補となっていた10名の内、第五分科(書)の杭迫柏樹氏をはじめとする各分野の5名(うち恩賜賞1名)への授賞を決めた。


 杭迫氏への授賞は19年度の第39回日展出品作「送茶」を対象としたもので、「王羲之書法を基礎として、宋代(尺牘)、空海(灌頂記)の書を研鑽し、独自の世界を展開してきた。対象作品は、その成果をよく発揮し韻致の高さと広がりに富む優作」が授賞理由となっている。

 
 同氏の院賞受賞は、書道界としては昨年度の池田桂鳳氏に続き49人目。同氏としては前年度からの挑戦2度目で栄誉に輝いた。
 授賞式は6月2日、東京・上野公園内の日本芸術院会館で行われる。


 ◇ ◇ ◇

▽杭迫柏樹(くいせこ・はくじゅ)昭和9年、静岡生まれ。本名晴司。昭和37年、村上三島に師事。同年日展初入選。同57・63年日展特選。平成6年日展審査員、同17年に日展評議員、同年「一葉」で日展内閣総理大臣賞を受賞。現在興朋会副理事長、日本書芸院副理事長。



(書道美術新聞 (第889号) 2008年4月1日版 2面)



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