『于右任書法全集』完成

掲載日: 14年10月15日 | カテゴリ: トップ記事

完成した『于右任書法全集』の展示(西安交通大にて)全36巻に、2,600点収録
北京・文物出版社、11月発売へ


 中国の近・現代書法の巨匠で狹代の草聖瓩箸眈里気譴誂憶ηぁ覆ΑΔ罎Δ犬鵝織罅次Ε茱Ε譽鵝殖隠牽沓后腺隠坑僑粥砲劉爛タログレゾネ瓠柄敢酩別槝拭砲箸盡世┐襦慚憶ηそ駛〜棺検戞柄苅械挟)が完成し、この11月にも北京の文物出版社から発売される見通しになった。
 
 同全集は、編集委員会が精選した于右任作品の図版を合わせて2、600余件収録し、全て特漉きの厚手の宣紙に印刷。
 
 製本上がりはタテ37×横26臓覆曚棕贈竿宗法∩蹌供■僑娃哀據璽犬箸いβ膾で、販売価格は未発表だが、一セット2万元程度(現在1元=17円前後)になるものと見られている。
 ◇ ◇ ◇『于右任書法全集』の案内図于右任「以奇用兵」對連

 同書は、中国における個人の書法作品集としては史上最大規模のものになるとされ、編集には2001年からスタートした当代于右任書法研究の第一人者、鍾明善・西安交通大教授を主編、全国政治協商会議常務委員の蘇士澍・文物出版社名誉社長を編集主任とし、台湾や日本を含む87名からなる顧問団と、45名の委員で構成する大規模な編集委員会を組織して作業に当たってきたもの。
 
 
 各巻はそれぞれ200ページ前後で、全36巻は6巻ごとに帙に収められ、各巻には作品形式で分類された作品図版が、概ね年代順に収められている。
 
 
 各巻の収録作品は、第1巻〜第5巻が対聯作品、第6巻から第8巻が中堂作品、第9巻から第14巻が条幅作品、第15巻が横幅作品、第16巻が長巻作品、第17巻から第27巻が冊頁作品、第28巻が書信、第29巻から第35巻が碑銘・墓誌で、第36巻には詳細な年譜等を収めるという構成。
 
 
 于右任の書法と書業に対する評価は、20世紀の国際政治情勢の絡みもあって従来は台湾社会に偏在してきた傾向があり、中国ではかつての文革でも破壊対象とされた経緯もあるが、中国側でのこの大規模な全集の発刊は中国社会での于右任再評価の動きが定着しつつある証といってよく、歓迎すべきものといえるだろう。
 
 また、従来は極めて狭い範囲に極限されてきたわが国における于右任の評価にも、大きな広がりのキッカケとなることが期待される。
 
 
 なお、同書は一年前の昨年11月に一旦完成が伝えられたものだが、主編の鍾氏らが内容をさらに吟味したいとして発売が延期された経緯があり、それだけに収録作品の質等、内容的には、十分な信頼度をもつものとなっているに違いない。


▽名誉顧問=王剛
▽総顧問=励小捷
▽顧問=梁披雲★,文懐沙,霍鬆林,張勃興,金澤子卿★,李普同★,胡恒★,于中令,于喬吉,于建中,屈北大★,劉遵義,李爾重★,馬千裏★,沈映冬★,李鴻超★,李応辰★,董継昌★,李貞吉,陳維徳,陸炳文,廖禎祥,張光賓,薛平南,林業強,連家生,沈鵬,張海,趙長青,楊暁陽,王天勝,趙学敏,蔡行涛,張炳煌,張飆,尉天池,馬中平,胡悦,王改民,張虎,牟玲生,白雲騰,張保慶,任漢平,劉酣Αつナ鬆,李炳武,夏銘智,楊士秋,鄭欣茵ね民別弌す瞞掘の彬彬,張応選,丁雲祥,李奇茂,趙力光,陳振濂,丁文鋒,胡抗美,楊燕,王家新,周俊杰,李剛田,李鐘善,魏明中,何国慶,薛養賢,楊暁青,肖鵬,樊暁麗,劉建民,王森,武俊,孫学軍,許波,陳志楣,呉靜,楊根柱,夏任軍,劉木森,張建軍,謝雲橋,張祖観,藍海青(★=物故者)
▽主編=鍾明善
▽副主編=王勁,祁碩森,馬国良,周海納,張哲,鍾向,何炳武,張海潮
▽編集委員=李家駿,高山,李松鵬,張羽,唐美娜,白慧,慕卓軒,郭彬彬,余銘,楊博文,陳青,魏品芳,宮葉英,王鵬翔,田衛華,田建華,林勝鐘,張克晋,麦鳳秋,王錦垣,劉合心,謝楊挙,于媛,徐耿華,王智傑,楊暁萍,呉豊寛,潘麗華,恵西平
▽総策画=魏建栄,王宝銀
▽編集委員会主任=蘇士澍
▽編集委員会副主任=王宝銀,宗貴中,汪輝,劉勇華,王鵬翔



(書道美術新聞 第1039号1面 2014年10月15日付)



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