天来書院「書道テレビ」“開局”

掲載日: 11年06月15日 | カテゴリ: 書道美術新聞【1面】

多彩な番組で“活気”
6月1日第1回放映中に視聴率急伸


 書道出版の天来書院(比田井和子社長)がインターネット上に開局した「書道テレビ」の第1回放映が6月1日午後8時から、約1時間半にわたって行われた。
 
 放映は東京・品川区にある同社事務所内に特設されたスタジオから生放送で行われ、番組内容も視聴者の反応を試す狙いも込めて「書道史講座」「技法講座」「文房四宝講座」「インタビュー」「視聴者プレゼントコーナー」などと盛り沢山に用意されたが、番組開始時点では100人に満たなかったアクセス(視聴者)数が時間の経過とともに急伸して終了時点では200人に達し、同社によると延べ視聴者数は895人にのぼったという。
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 同テレビ放送は、ネット上で動画共有サービスを無料提供する「ユーストリーム」(USTREAM)のシステムを利用したもので、ネット接続環境とウェブカメラやマイクなど一式を備えれば誰でも簡単に開局して、動画のリアルタイム配信ができ、パソコンだけでなくアイフォーン等の携帯端末でも視聴できるという手軽さが受けて、ネット上には今や企業発信の本格的なものから個人による私的な発信まで、数千とも数万ともいわれる「テレビ局」が名乗りを上げ、まさに花盛りの状況となっている。
 
 
 とはいえ、いまだに自他共に認める爛僖愁灰鷁畫唾廊瓩僚馥山Δ砲箸辰討蕨辰亙未如△海譴泙任痢屮罅璽好肇蝓璽燹廚裡看近い歴史の上でも「書道テレビ」を名乗った発信は皆無とされ、それだけに今回の同社の企画が注目されているわけである。
 
 同社によると、第1回の放映後の4日間で番組の録画映像が400回以上視聴されている人気ぶりといい、パソコンは持っていても視聴の方法が分からなかったり、テレビのゴールデンタイムの放映だったため見逃した人も少なくなかったことを窺わせる数字といえそうだ。
 
 
 この日放映された第1回の番組内容は、まず最初の30分は書宗院常務理事の高橋蒼石氏が「30分でわかる書の歴史」と題して甲骨文から明清までの書の流れを図版でたどると共に、実際に筆を執って書いて見せるなどして易しく解説、続く30分では同じく高橋氏が「書の基本を学ぶ(1)」として初心者の2人の若い女性に筆の持ち方から横画、タテ画の書き方など実地指導。
 
 
 続く15分では「書道用品のお店紹介(1)」として東京・上野の精華堂の店舗紹介と同社の早川忠文営業部長による筆の選び方ガイドがあり、最後の15分は比田井社長によるインタビューコーナー「インターネット時代の書を語る(1)」で、萱原晋・美術新聞社社長が書道界におけるパソコン普及事情や、パソコン上の表示文字(フォント)の問題点の指摘、また美術新聞社が最近創刊した爛屮蹈哀據璽僉辞瓠慇藹駛香』の苦労話などを披露した。
 
 終了後に行われた高橋氏の作品や精華堂の筆などの「プレゼントコーナー」も、放映中にブログやツイッタ‐で番組にアクセスしてきた人を対象に爛螢▲襯織ぅ狠蠢瓩鮃圓辰燭海箸發△蝓大きな盛り上がりを見せた。
 
 
 同社では、今後も引き続いて毎月第1・第3水曜日の午後8時から1時間半にわたり同テレビの生放送を行う計画で、6月15日、7月6日、7月20日の各放送予定がユーストリーム内の同社サイト http://www.ustream.tv/channel/shodotv で公表されている。
 
 
 「書道テレビ」に関する問い合わせ等は、筍娃魁升械苅毅亜升沓毅械阿療畦莉餘,悄



(書道美術新聞 第963号1面 2011年6月15日付)



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