“書壇系譜図”を大改訂

掲載日: 17年06月01日 | カテゴリ: トップ記事

来年度《年鑑・書道》
堀江・佐藤氏のDNA"守り


 美術新聞社はこのほど、来年版の《年鑑・書道/2018》の編集を開始したが、来年版で最も力を入れる改訂項目として、本年鑑が創刊した1979年刊の《年鑑・書道/1980》版以来、『書道便覧』ページの中核的資料の1つとして継続掲載してきている現代日本の書壇名家の犒鷲菴洵瓠峺渋綵餾邁隼嫋鬼愀舷沺廚梁臧改訂(増補)を実施する方針を固めた。
 
 この犒鷲菴洵瓩呂海譴泙任砲癲⊇饕鼎粒堂馭匹篌卉翕の要請を受けて個別的に多少の追加記載や修正を施してきてはいるものの、この40年間近い年月における書壇の発展と世代交代の状況を考えれば、書壇の変遷への対応は必ずしも十分だったとは言えない実状というべき状況となっていた。
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有力団体に協力要請へ

 「書法とは、人々が代々受け継いでゆくもの」という中国の高名な書論家の言を借りるまでもなく、書の歴史は書人の歴史であり、近・現代にあっては「無名氏」、「逸名」の書の名蹟なども、まずありえない。
 
 そう考えれば、近・現代書道史に足跡を残し、また後進の育成に多大な貢献をした有力書人・書道指導者を適宜適切に書壇名家の犒鷲菴洵瓩謀觝椶薫銘屬鼎韻襪海箸蓮∋朿ν0譴寮賁臟鑑としての小社《年鑑・書道》にとっては、最も枢要な使命の1つといっても、言い過ぎではないだろう。
 
 
 そうした立場から、小社年鑑におけるこの「現代書作家師承関係図」の過去の編集対応を見ると、まずこの犒鷲菴洵瓩暴爾討討たページ数は創刊当時から現在までの38年間、一貫して全14ページで変わっておらず、収録している人名こそ当初の823名から最新版の《2017》における1、249名まで、約50%増えているとはいえ、これを年平均にしてみると10名そこそこしか増えていない計算になり、常に活発に動き、発展著しい当代書壇の実態を的確に反映してきたとは言い難い。
 
 
 そこで今回、この犒鷲菴洵瓩砲弔い独緩榲な改訂・増補を施し、ページ数も5割増しの20頁前後に増やして、収録人名についてもやはり最低5割前後は増やして2、000名規模とすることにしたもの。
 
 
 むろんこの犒鷲菴洵瓩蓮△茲知られているように戦後書壇で日展評議員・日本書道院会長などを務め、『東方書道会史』などの著書も残した佐藤祐豪氏(1905〜91)編の犖彊騰瓩法⊂赦遜饕鼎旅睫召塀馥算鵬箸播時の小社顧問、《年鑑・書道》創刊時には監修者としてご指導頂いた堀江知彦氏(1907〜88)が加筆したものだけに、小社は今回もその爍庁裡銑瓩琉飮に十分に顧慮しつつ、改訂・増補の作業に当たる必要があると考えている。
 
 
 そこで実際の作業としては、まず第1段階として小社年鑑に例年「役員名簿」をページ掲載願っている約80の有力団体・社中に調査票を配布して助言と協力を求め、紙幅に余裕があれば第2段階としてさらに助言・協力を求める対象を広げていくことにしている。
 
 
 しかし、従来からの経緯に照らすと犲薦甅狢樵Ν瓩隆望・要請も数多く寄せられることが考えられるので、小社編集局内に「師承関係図・調査検討小委員会」(平林清委員長)を設置し、同委員会が適宜、外部の有識者や、各会派の長老らに意見聴取を行うなどして適切に判断することにしている。

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 本件に関する問い合わせ等は、
筍娃魁檻械苅僑押檻毅横毅
FAX03−3464−8521
の美術新聞社編集局へ。

(書道美術新聞 第1100号1面 2017年6月1日付)



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