11月に20周年記念大会

掲載日: 09年06月15日 | カテゴリ: 書道美術新聞【1面】

日大文理・百周年記念館書学書道史学会
「記念講演会」等を予定
西林・興膳両氏講師に
日大文理・百周年記念館で



 書学書道史学会(古谷稔理事長)はこのほど、今秋開催予定の第20回(2009)大会の日程などを決めるとともに、同学会が今年創設20周年を迎えたのを機に実施する準備を進めている記念行事・事業の骨格を固め、6月1日付で発行した同学会の《会報》で全会員に通知した。

 それによると同学会では、今秋の同大会を「記念大会」と位置づけ、大会日程の中で長年学会ならびに斯学の発展に貢献した現在の学会名誉会員らを主対象とする「功労者表彰」や、「記念講演会」などを計画しており、このほか来年秋をめどに内外の一線研究者による『記念論文集』の刊行も計画している。

 また功労者表彰では、同じく創設以来長年にわたって「賛助会員」として学会を支援してきた各有力書道団体に対する感謝状の贈呈なども、合わせて行う計画だ。
『記念論文集』も刊行

 同学会の今年の大会は11月7、8の両日、東京都世田谷区の日本大学文理学部・百周年記念館を会場に開催されることが決まっているが、20周年の記念大会となる今大会では、日程の大幅な変更が予定されている。


 まず、例年だと大会の前日に行われてきた理事会は、役員の負担軽減などの見地から大会初日の午前開催に変更され、7日(土)午前9時から正午まで、大会会場の同記念館内会議室で第47回定例理事会として開催される。


 引き続き12時30分から会場にて参加者受け付け、同13時00分から総会、同14時00分から16時30分まで「創設20周年記念行事」として、感謝状伝達式・記念講演会等が行われる。終了後、17時00分から恒例の懇親会が同キャンパス内で予定されている。


 大会2日目の11月8日は午前9時30分からの日程が全面的に研究発表に充てられることになっており、終了は16時45分の予定。発表は、今年も例年通り分科会方式によらない単一会場制で行うとしているが、発表件数に応じ、また今後シンポなどの企画がセットされることになった場合は、臨時的な措置を講じる場合もあるとしている。そうした今大会の最終的な日程は、8月1日(土)に予定されている大会運営委員会で最終決定をみる見通しだ。


 同学会の記念行事として特に期待されるのは、まず大会初日に予定されている記念講演会で、これには学会を創設以来牽引してきた西林昭一・初代理事長(跡見学園女子大学名誉教授)と、興膳宏・前理事長(京都大学名誉教授)が各1時間講演を予定。両氏の講演がそろって聴けるのはおそらく初めてともいえる貴重な機会で、このため学会では、会員の紹介付きの一般聴講者も積極的に受け入れる方針。


 また、記念事業として予算規模も大きく最大の目玉となりそうな『記念論文集』(最終タイトル未定)は、学会の現・元役員ら約30名と、海外各国地域の有力研究者約10名などによる「斯学の最先端の水準を示す」(関係者)ものとする編集方針が固まりつつあり、注目すべき一冊となりそう。しかもこれには、学会内で若手研究者層を対象に特定領域でテーマ設定をして論考を募集し、優秀論文を収録する構想も浮上しており、さらなる魅力をもつものとなる可能性が出てきている。

 
 同学会の今年の大会や、20周年記念事業等に関する問い合わせは、〒150−0031東京都渋谷区桜丘町29−35 TEL03−3462−5251の同学会事務局へ。



(書道美術新聞 第917号1面 2009年6月15日付)



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