(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月22日(水曜日)
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書写・書道教育推進協議会「署名活動」スタート
掲載日: 14年05月01日

全国50万人署名目標
“書写書道”充実めざし
書振連など実施窓口に
書写・書道教育に関する要望書



 昨年6月に全日本書道連盟など書道関係や書道教育関係の合わせて6団体を中心に、書振連(全日本書文化振興連盟)などの賛同6団体も足並みを揃えて文科大臣と中教審(中央教育審議会)会長に対し「書写・書道教育に関する要望書」を提出したことがキッカケで、このほど、「書写・書道教育推進協議会」(荒船清彦会長)が結成された。
 
 そして同協議会では早速、この4月から要望内容の早期実現に向けて、「書写・書道教育充実のための署名」活動をスタートさせた。
 
 署名活動は8月までの5カ月間の予定で、全国から50万人の署名を集め、文科省などに届けることをめざしている。

 ◇ ◇ ◇

 平成25年6月に、構成6団体と賛同6団体が連名で文科大臣ならびに中央教育審議会に対して提出した「要望書」の主な内容(抜粋)は、以下の通り。

 ◇

 我が国の書写・書道教育については、学習指導要領に目標が示され、達成のための指導内容等が、明記されています。
 
 
 その根幹をなす理念として、毛筆教育には伝統的な言語文化に触れたり、毛筆書写することにより文字文化を尊重し、親しむ態度を育成することが掲げられています。
 
 
 ここに小・中学校国語科書写、特に毛筆書写教育の一層の充実、ならびに高等学校芸術科書道教育に関する要望をいたします。
 
 
 一、小学校においては、国語科書写教育の一層の充実および硬筆の基礎となる毛筆を第一学年から取り上げ、文字の成り立ちや筆順に触れることなど、毛筆が授業で確実に教えられるよう各学校への指導を徹底して頂きたい。
 
 
 二、中学校においては、国語科書写教育の一層の充実および学習指導要領に示された内容ならびに時間数を確実に実施して頂くとともに、とりわけ毛筆による書写の学習等を通じて、我が国の言語文化の豊かさに触れるような実践をするよう各学校へ強く指導して頂きたい。
 
 
 三、高等学校においては、書道教育の一層の充実および我が国の伝統文化の尊重という視点に立って、芸術科書道の科目の増単位を要望するとともに、生涯学習社会における書道教育の一層の充実という観点から各都道府県教育委員会に書道教員の採用拡充を求めて頂きたい。
 
 
 なお、教育現場の中では、毛筆の授業にあたり、担当する教員が基礎的な書写技能や指導法に自信が持てず、小学校、中学校において毛筆の書写教育が十分行われていない現状等にかんがみ、現場への具体的な支援および教員養成大学学部での指導等についても格段のご高配を賜りたく存じます。
 
 
 協議会ではその結成の趣旨・目的として、「書写・書道教育の実態調査」「毛筆実践研究」「毛筆教育に関する理論的研究」などと共に「全国的な署名活動の実施」を掲げているが、特に署名活動は「要望書の内容に国民の広範囲の賛同が得られていることの証」を示すものとして重視しており、まず最初に手掛けることにしたとしている。
 
 
 実際の署名活動は、写真のような専用の用紙を広く配布し、別項の各団体が取りまとめ窓口となって集めることになっており、「署名」の有効性を保つため、次のような記入上の注意事項を徹底するよう呼び掛けている。
 
 
 一、必ず本名で、自筆で記入(コピーや活字の使用は認められない)
 二、ペンまたはボールペンで記入(鉛筆での記入は認められない。訂正は二重線で抹消し、訂正印は不要)
 三、姓や住所に「同上」や、「〃」は認められない(個々にフルネームや完全な住所を記入)
 四、1人1枠(同一人の重複記入は認められない)
 五、記入資格者は、日本国内在住の20歳以上の人
 六、署名簿の返送は郵送に限る(FAXやメールでの返送は認められない)
 七、署名活動は26年8月31日まで実施し、9月に要望書と同様、文科大臣と中教審会長に提出する、などとなっている。
 
 
 なお、書写・書道教育推進協議会の構成団体と賛同団体は以下の通りで、それぞれ署名用紙の配布と署名の取りまとめを行っている。
 
 
【構成団体】
▽全日本書道連盟、全国書美術振興会、全日本書写書道教育研究会、全日本高等学校書道教育研究会、全国大学書写書道教育学会、全国大学書道学会

【賛同団体】
▽毎日書道会、読売書法会、産経国際書会、日本書芸院、全国書道高等学校協議会、全日本書文化振興連盟(書振連)

 このほか、創玄書道会、謙慎書道会の各団体も、用紙の配布と署名の取りまとめに協力している。
 
 
 この署名活動に関する問い合わせ等は、〒150‐0031東京都渋谷区桜丘町29−35 筍娃魁檻械苅僑押檻毅横毅院。藤腺悖娃魁檻械苅僑粥檻牽毅横韻糧術新聞社内 全日本書文化振興連盟(書振連)署名活動事務局へ。



(書道美術新聞 第1029号1面 2014年5月1日付)


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