(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月20日(月曜日)
書道美術新聞【1面】
第28回読売書法展開く
掲載日: 11年09月01日
書道美術新聞【1面】

表彰式風景(8月20日)「読売大賞」に干場氏
全4部門で搬入減
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 第28回読売書法展・東京展が8月19日から28日まで、東京・六本木の国立新美術館と池袋のサンシャインシティ文化会館で開催された。
 
 今回展の一般公募(会友含む)の搬入点数は4部門合わせて2万759点(昨年比947点減)となり、漢字、かな、篆刻、調和体のすべての部門で減少を示した。
 
 授賞面では、同展最高賞(理事作品対象)の読売大賞に漢字の干場昇龍「陸機詩」が決まったのをはじめ、各賞に受賞者がそれぞれ決まった。(本紙6〜9面に関連記事・グラフ)

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会場風景(役員壁画)
 今回展の鑑別・審査は、7月24日から31日までの8日間にわたり例年通り東京・池袋のサンシャインシティ文化会館で行われた。
 
 
 一般公募と会友作品を合わせた計2万759点のジャンル別の内訳をみると、漢字部門が前回比133点減の9、376点、かな部門は7、163点(同285点減)、篆刻部門は728点(同53点減)、調和体部門は3、492点(同476点減)で、比率的には5%弱だが、全部門にわたって減少をみた。
 また同展では、今年から応募資格の年齢制限を1歳引き下げて「満17歳以上」とし、高校生の出品も可能となったことから、この改革の効果も注目されたが、初年度の今回展での17歳の高校生の出品は、全部門合わせても31点に留まった。
 
 
 鑑別については、従来通り「無鑑査」扱いの会友作品を除く1万7、449点が鑑別の対象となり、1万469点が入選(特選、秀逸を含む入選率は60%)、これに会友作品3、310点を合わせた計1万3、779点が、入賞審査の対象となった。
 また、調和体部門については例年通り、出品者の専門分野別に第一部(漢字系作品)、第二部(かな系作品)に分けて、漢字、かなそれぞれの部門の審査員が鑑別・審査に当たる体制がとられた。
 
 
 審査部長を務めた樽本樹邨氏を中心とする当番審査員計150名による審査の結果、特選には413点(前回比16点減)、秀逸に1、791点(同76点減)が決まった。
 また、理事作品を対象とする特別賞は、前記の読売大賞1点(前回比同)のほか、同準大賞に大橋洋之(漢字)、岡本藍石(漢字)、鈴木赫鳳(漢字)、政池亀有(漢字)、野田杏苑(かな)、森上光月(かな)、吉田道子(かな)、鈴木立斎(篆刻)の計8点(同)となり、今年は調和体部門には、大賞・準大賞の授賞はなかった。
 
 
 このほか、幹事作品対象の読売新聞社賞には、漢字部門31点、かな部門24点、篆刻部門2点、調和体部門6点の合わせて63点、同じく幹事作品対象の俊英賞には漢字部門52点、かな部門46点、篆刻部門4点、調和体部門25点の計127点(同2点減)、評議員作品対象の奨励賞には漢字部門106点、かな部門96点、篆刻部門7点、調和体部門39点の計248点(同2点増)もそれぞれ決まった。
 
 
 東京展の両会場には、役員作家の計2、577点と、入賞・入選作家の作品6、244点(役員の入賞を含む)の、合わせて8、821点が展示された。
 なお東京展閉幕後同展は、次の日程で例年通り全国7会場を巡回し、役員作品と各管轄地域の入賞・入選作品を展示する。
 
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【関西展】9月7日〜11日/<第1会場>京都市美術館、<第2会場>みやこめっせ
【中部展】9月14日〜19日/<第1会場>愛知県美術館ギャラリー、<第22会場>愛知県産業労働センター(ウインクあいち)
【中国展】9月23日〜25日/広島県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)
【九州展】10月4日〜10月10日/<第1会場>福岡市美術館、<第2会場>西鉄ホール
【東北展】11月10日〜13日/<第1会場>山形美術館、<第2会場>山形県芸文美術館
【北海道展】11月26日〜28日/パークプラザ(札幌パークホテル)
【四国展】12月9日〜11日/サンメッセ香川



(書道美術新聞 第967号1面 2011年9月1日付)


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