(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成32年(2020) 2月29日(土曜日)
書道美術新聞【1面】
[中日書法名家作品展]ひらく
掲載日: 19年12月10日

[中日書法名家作品展]ひらく

猝床蛤酩吻疔無で再会
中華世紀壇世界芸術センター会場に
 去る5月に、実に27年ぶりの、日本・中国側ともに現書壇のトップを網羅した「書法名家」による本格交流展として話題を集めた東京芸術劇場・展示ギャラリーでの「日中書法名家交流展」の北京展、「中日書法名家作品展/2019・北京」が11月25日から30日まで、北京市海淀区の中華世紀壇・世界芸術センターを会場に開催された。今年は、1949年に中華人民共和国が成立して70周年の節目に当たり、中国では国を挙げて各種の祝賀行事が実施されていることから、今回の北京展もそうした記念行事の一環として位置づけられ、大きな盛り上がりを見せた。

 同展は、日本側が「現代書道20人展」の全現役メンバーを含む28作家、中国側も現書法界のトップを網羅した30作家による交流展となり、東京展は全国書美術振興会と全日本書道連盟の主催、美術新聞社の協力、中国側が中国国家画院書法篆刻院と中国書法家協会の主催で、中国側が1人1点を搬入、日本側は1人1〜2点を出品し、中国側30点、日本側50点の計80点で開催された。
 これに対して今回の北京展は、中国側が中国国際文化交流センター、中華世紀壇世界芸術センター、中国国家画院の主催、日本側が全国書美術振興会、全日本書道連盟の主催、日中書法文化交流協会と美術新聞社の協力で、日中双方各1点の出品となり、日本側は28名による東京展出品作(複数出品作家は原則として最大作)各1点を選んで北京に搬入。
 また中国側は、30名の陣容のうち4名の入れ替えを行い、中核メンバーの26名については、1名を除いて、全て東京展出品作をそのまま出品した。
 会場となった中華世紀壇は、2000年に時の江沢民主席が20世紀と21世紀の節目を祝う盛大な記念式典を行った場所として知られる大規模イベント施設。現在は、中華世紀壇・世界芸術センターという国家機関が1、2階のフロアにそれぞれ数百探模の広大な円形回廊風の展示壁面を有するギャラリーを管理・運営しており、恒常的に現地の各種の公的・私的団体等の作品展や国際交流展などの会場として活発に活用され、さながら首都北京の猗術展センター瓩箸い辰辛情を呈している。
 そして今回展の会場となったのは、同館2階の約200辰諒斌未鮖つ「西展庁」のギャラリーで、壁面に展示された各作品は、作品の寸法、プロポーションに合わせて個々に調節可能なスポットライトが当てられ、薄暗い壁面から浮き上がるような新機軸の展示が目を引いた。
 初日の25日午前10時から行われた開幕式では、日本から駆けつけた全国書美術振興会理事長・高木聖雨氏を団長とする日本側代表団一行も参列し、中国書法家協会理事で中華世紀壇・世界芸術センター副理事長の張傑氏の司会・進行で進められた。
 式典はまず初めに、筆頭主催者の中国国際文化交流センター秘書長・許紅海氏の式辞、続いて中国書法家協会主席・蘇士★(樹の木偏がサンズイ)氏、北京駐在日本大使館公使・堤尚広氏、中国国家画院党委書記・張士軍氏の祝辞、高木聖雨理事長の謝辞があって、続いて中華世紀壇世界芸術センター側から日本の全国書美術振興会側に、中華世紀壇の大ホールを飾る長大な彩色石刻レリーフ「中華千秋頌」のレプリカ画巻の贈呈式があったのち、テープカットが行われ、開幕式の全次第を終えた。
 開幕式後は、今回展の作品が並ぶ展示ギャラリー内に設けられた揮毫台での交流揮毫会や交流会が催され、和やかな雰囲気の中で高木氏、蘇氏、張傑氏らをはじめとする各名家らがそれぞれに腕を揮って、開幕を祝った。
     ◇
 北京展の両国の出品者は、以下の通り(日本側メンバーは東京展と同一、中国側はアンダーラインの作家が新メンバー)。
【日本出品作家】(順不同)
▽尾崎邑鵬、井茂圭洞、榎倉香邨、梅原清山、津金孝邦、新井光風、池田桂鳳、杭迫柏樹、樽本樹邨、黒田賢一、星弘道、高木聖雨、土橋靖子、真神巍堂、中野北溟、大井錦亭、石飛博光、尾崎蒼石、角元正燦、高木厚人、中村伸夫、吉川蕉仙、吉川美恵子、綿引滔天、下谷洋子、仲川恭司、船本芳雲、辻元大雲
【中国出品作家】(生年順)
▽欧陽中石、謝雲、李鐸、沈鵬、孫伯翔、鍾明善、韓天衡、石開、張海、周俊傑、林岫、王冬齢、申万勝、李剛田、徐本一、劉正成、言恭達、張改琴、何応輝、蘇士★、盧中南、胡抗美、劉洪彪、孫暁雲、鮑賢倫、曽来徳、沃興華、張旭光、張傑、陳振濂
  


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