(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 5月27日(日曜日)
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平昌冬五輪記念「三国代表作家展」開幕
掲載日: 18年03月01日

各国、各25名が力作
4・1までソウル・芸術の殿堂で

 韓国・平昌での冬季オリンピック・パラリンピックの開催を記念する関連の文化イベントの一環として、2020年の東京五輪、2022年の北京冬季五輪をもつなごうとする壮大な企画のもとに開催準備が進められて来た「東アジア筆墨の力‐日・中・韓3国書芸代表作家展」が2月9日、ソウルの芸術の殿堂・書芸博物館で開幕した(4月1日まで)。

 同展は、韓国政府の文化体育観光部(省に相当)の主催、同部所管の特殊法人芸術の殿堂の主管という、同国でもかつてない体制で実現したもので、12日に同館で行われた開幕式には政府要人らも多数出席し、同展が国家的な狷段姪賢瓩任△襪海箸髻内外に強く印象づけた。(本紙6〜8面に作品グラフ)

 ◇ ◇ ◇

 同展は、日本からの25名を含む、日・韓・中の3か国合わせて75名の代表作家による大作展として企画されたもので、出品作家は主催者側の要請による選定基準に基づき、各国とも3、40代が5名、5、60代が15名、7、80代が5名という年齢構成となっている。


 この基準に基づいて昨年中に、日本側は井茂圭洞、新井光風、田宮文平、萱原晋の4氏が、各国とも同様に委員会を編成して出品作家の選定に当たり、計75名の作家の決定をみた経緯は、本紙でも昨年9月に既報の通り。


 しかし、日本側でも昨秋、出品予定作家の河野隆氏の急逝という事態に直面し、河野氏が生前に出品作を準備していたという特段の配慮に救われて当初のメンバーで揃って開幕に臨むことが出来たのに対し、中国側は3名の入れ替えを行っており、最終的な出品作家は、以下の通りとなっている。


【日本】井茂圭洞、黒田賢一、石飛博光、新井光風、高橋里江、高木聖雨、薄田東仙、風岡五城、有岡■崖、河野隆、岩永栖邨、永守蒼穹、種谷万城、高木厚人、吉沢鉄之、伊藤仙游、西村東軒、中村伸夫、鈴木響泉、日比野実、尾西正成、奥江晴紀、金敷駸房、金子大蔵、阪野鑑

【韓国】呂元九、権昌倫、金洋東、金栄基、申斗栄、朴元圭、李星鼻⇒敦興、林栽右、全正雨、鄭道準、崔 烈、全鍾柱、全 元、金鍾原、鄭雄杓、白永一、全明玉、姜大煕、朴映度、朴貞淑、李鍾勲、金成徳、朴世鎬、崔載錫

【中国】孫伯翔、郭子緒、韓天衡、王冬齢、劉正成、王鼻胡抗美、徐正濂、濮列平、王岳川、紀光明、曽来徳、陳振濂、曽翔、張公者、劉彦湖、范国強、洪厚甜、李暁軍、胡秋萍、邵岩、于明詮、陳扶軍、葉欣、李強


 これらの出品者には、やはり主催者側から事前に、「タテ4叩横3辰梁膾遑嬰世鮓饗Г暴佗覆髻廚箸垢詬彑舛伝えられていたことから、会場となった同書芸博物館2階の全展示フロアをつないだ広大なギャラリーを埋め尽くした作品群は、いずれも意欲あふれる、目を見張るような力作揃いで、まさに必見に値する記念碑的な国際展となっている。


 また同展では、開幕式当日に「フォーラム機廚箸靴董∈2鵑離愁Ε訶犬紡海「東京展」と、次の次の「北京展」の犢汁朖瓩鯣表し話し合う国際会議が文化体育観光部・次官の主催で、また23日には「フォーラム供廚箸靴導惱儻鯲大会が、いずれも同書芸博物館四階の国際会議場・チャンプホールで開催された。


 そして「フォーラム機廚任蓮日本側からは萱原晋・本社主幹が、中国側からは曽来徳・中国国家画院副院長(書法部門主席)が、それぞれ「東京構想」、「北京構想」を発表。「フォーラム供廚任蓮◆孱横雲さの書と東アジアの平和」という総合タイトルの下に、以下の各氏がそれぞれ、主催者側の要請に沿ったテーマで発表した。


▽権昌倫(韓国)「書は全ての芸術の基礎」(基調発表)
▽曽来徳(中国)「漢字書法の命運と中国文化の興衰」
▽田宮文平(日本)「現代日本の書と、25作家の作品について」
▽劉彦湖(中国)「点画の秘密」
▽金栄基(韓国)「書の本質と接神の問題‐創作体験を中心に」
▽奥江晴紀(日本)「日本かな書‐その過去・現在・未来」
▽金鍾原(韓国)「書と文字性霊」
▽呉笠谷(中国)「古典の再解釈‐秋史金正喜を中心に」
▽崔載錫(韓国)「ハングルと漢字‐その書芸美の比較」
▽劉正成(中国)「21世紀の書法と東アジア平和を考える」
▽萱原晋(日本)「筆墨とキーボード‐21世紀の書の未来(世界芸術への可能性を求めて)」
  
 同展に関する問い合わせ等は、筍娃魁升械苅僑押升毅横毅韻糧術新聞社・三国展係へ。



(書道美術新聞 第1117号1面 2018年3月1日付)


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