(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成30年(2018) 9月23日(日曜日)
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(一社)国際文字文化検定協会
掲載日: 17年12月15日

1月1日付、発足へ
一般社団法人国際書体検定協
名称・組織の変更登記準備


 美術新聞社が今春に構想を発表し、去る9月以降、書写・書道教育界や関係各界有識者らの協力を得て「勉強会」の開催を重ね、また一般社団法人国際書体検定協会(島田幸吉代表理事)と連携協議を進めてきた「文字文化検定」事業についてこのほど、同一般社団法人の名称、組織を変更して事業母体とし、同社団法人が今秋「第10回検定」を実施した「書体検定」を今後「文字文化検定」と改称、内容を拡充し、来秋以降継続実施する基本方針が固まった。

 これにより、同社団法人を来年1月1日付で「一般社団法人国際文字文化検定協会」に変更の登記を行い、新協会が正式発足する運びとなる。

 ◇ ◇ ◇

『文字文化』、3月創刊へ

 今回、「文字文化検定」の事業母体となることが決まった「一般社団法人国際書体検定協会」は平成21年3月1日設立の、東京都品川区に本部事務所を置く法人。設立当初は「国際漢字仮名書体検定協会」と称していたが、23年2月に現名称に変更している。

 定款ではその事業目的を、「筆文化と、筆文化によってもたらされた文字と書体を広く伝え残すこと」と掲げ、そのための事業として「筆文化に関する調査・研究」、「書体に関する調査・研究」、「筆文化及び文字の書体についての検定試験の実施」、などと掲げていることから、美術新聞社では当面、「文字文化検定」の実施準備を進める上で、このままの定款でも何ら支障がないと判断。1月1日付の変更登記は、名称変更と理事陣容の若干の変更(増員)に留め、島田氏と美術新聞社社長萱原晋が共同代表に就任する見通し。

 また美術新聞社は、本構想の実施を決断したそもそもの発端が今春告示され小・中学校用の新学習指導要領に、初めて「文字文化」の文言が「身の回りにある多様な表現を通して文字文化の豊かさに触れ」などという形で盛り込まれたことにあるところから、そのまず目標とするところを「書写・書道における文字文化」とする方針を既に公表している。


 しかしその一方で、「文字文化」という概念は言うまでもなく地球規模のものであり、幅も広く奥も深いことと、将来的には中国など海外諸国の関係機関との連携も視野に入れる必要があるとの認識に立って、法人名には「国際」の2字を引き継ぐことにした。

 これにより、新たに船出する「一般社団法人国際文字文化検定協会」は年明け以降、まずは来春2〜3月にも島田氏を編集長として隔月刊で発刊予定の、「検定」のテキストも兼ねた新機関誌『文字文化』(仮称)の創刊準備を急ぐ計画。


 この新機関誌については、既存法人の国際書体検定協会がこれまで発行してきた『書体検定』誌(第30号まで発行済み)の編集資源を引き継ぎつつ、内容・体裁を一新し、書塾指導者や学校教員、高校・大学の書道部員らを主対象に想定して、「文字文化検定」の周知と、「文字文化」に関する知識教養・新知見の普及や、教場・教室での「文字文化」の指導資料としても直接的に役立つ内容とし、さらに保存性も備えたものとすることを検討している。

 またこの機関誌の発行と合わせて、「文字文化検定」そのものを当面、「書塾の活性化」に資する内容と検定システムを備えたものとすることをめざして、
  ―饅里砲ける児童・生徒の狃元勠瓩砲弔覆る「検定」、
  ⊇饅里砲ける児童・生徒の犧濱甸間の延長瓩砲弔覆る「検定」、
  3惺擦判饅里箸力携の強化、深化につながる「検定」、
 の研究開発のため、有力書塾指導者に広く協力を求めることにしている。

 具体的には、来年の早い時期に全国の有力書塾指導者に幅広く「検定」構想に関するアンケートを実施することや、「検定委員」、「評議員」(いずれも仮称)等への就任要請などを行って、衆知を結集する体制を固める方針。

   ◇
   
 「文字文化検定」に関する問い合わせ等は、〒141−0032東京都品川区大崎3−6−7−406  筍娃魁檻僑苅隠掘檻坑毅僑供■藤腺悖娃魁檻械苅坑亜檻械械毅犬旅餾歃饌慮…蟠┣顱複鰻邂聞澆蓮峭餾殃源文化検定協会」)、または美術新聞社へ。

◆「文字文化検定」顧問・諮問委員一覧
▽青山浩之(横浜国大教授)
▽荒井一浩(東京学芸大付属高教諭)
▽井茂圭洞(日本芸術院会員)
▽岩切誠(東京学芸大講師)
▽浦野俊則(植草学園大学長)
▽大野修作(元京女大教授)
▽押木秀樹(上越教育大教授)
▽加藤祐司(東京学芸大名誉教授)
▽加藤達成(元仏教大教授)
▽小林比出代(信州大准教授)
▽住川英明(鳥取大教授)
▽長野秀章(東京学芸大名誉教授)
▽宮沢正明(山梨大教授)
▽平形精一(静岡大名誉教授)
▽前田秀雄(岡山大講師)
▽松本仁志(広島大教授)
▽山下清(方亭・日本篆刻家協会常任顧問)
(2017・12現在)



(書道美術新聞 第1112号1面 2017年12月15日付)


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