(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月19日(日曜日)
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「書道機弯袈飢塀顱塙膤福
掲載日: 16年05月01日

中野北溟、“ダントツ”
来年度から高校で使用
4社の「交じり書」鑑賞教材

 平成21年度に告示された現行の「学習指導要領」に準拠して編集され、25年度から使用されている「書道機廖聞盥斬茖嘘愬対象)の教科書が4年に1度の改訂期を迎え、文科省に検定申請された各社版の新版「書道機廚龍飢塀颪慮…蠏覯未このほど、同省から発表された。
 
 それによると、「書道機廚龍飢塀颪蓮⊇祥萃未蠍村図書出版、教育出版、教育図書、東京書籍の4社から4種が検定申請され、すべて合格した。検定で各社版が指摘された主な内容は別項の通りとなっている。これらの教科書は今夏の採択商戦を経て、来年度から「書道機廚亮業で使われる。(本紙8,9面に関連記事)

 ◇ ◇ ◇

 今回検定に合格した「書道機廚龍飢塀颪蓮光村の『書機戞教出の『新編‐書道機戞教図の『書機戞東書の『書道機戮裡桓錣如∧顕幣福Χ飢瞥竸渊餮…蠶敢鎖概腸颪1年かけて検定を行い、指摘事項は光村が8件、教出が4件、教図が4件、東書が12件で、各社平均7件。

 
 指摘内容は、学習指導要領と指導内容の整合性や、用語記述の正確性、掲載図版の精度、誤字脱字の有無などだが、指摘件数は前回検定の1社平均10・5件を下回っている。

 
 ページ数の増減では、光村版20ページ、教出版42ページ、教図版6ページ、東書版8ページのいずれも増ページとなっており、各社平均では19ページの大幅増となっている。判型は全てA4判だが、幅はA4の正寸(210澄砲らB5規格(182澄砲泙任班があり、各社の編集方針の違いが見てとれる。

 
 各社版それぞれの編集の狙いや特色は、別項の各社編集部によるコメント集に詳しいが、書道界として最も関心の高い「漢字仮名交じりの書」部門に対する各社の取り組みでは、前回、硬筆で最多の3社で採用された宮沢賢治『雨ニモ…』(手書き原稿)と、2社で登場した高村光太郎『ここを地上の…』がいずれも1社のみの採用に留まったのが目につく。また、会津八一『学規』は前回同様の2社に登場し、書作品ではないが版画の棟方志功を2社が採用している。今回の新登場は、斎藤茂吉、夏目漱石の2人。

 
 次に、物故書家の作品を見ていくと、現行版では日比野五鳳、青木香流が3社採用でトップだったが、新版では3社採用は日比野五鳳のみで、2社採用が青木香流、金子鴎亭。比田井小葩、村上三島、浅香鉄心は消え、新登場は飯島春敬のみとなっている。

 
 一方、現存作家で記名がある作品を採用しているのは、教図、東書の2社、落款や押印から判別が可能な作例を掲載しているのは光村が5作家、教図、東書が各六作家、教出は11作家となっている。
 中でも中野北溟の作品は、記名の有無を合わせて全4社が採用。次いで2社に登場しているのが有岡陖崖、石飛博光、土橋靖子、船本芳雲、村上翠亭となっている。

 
 なお、2社以上に登場する、良寛から近・現代までの物故作家の作品の取り上げられ方について、前回と比較すると次のようになっている。
▽前回=書家以外4名/書家4名、作品=書家以外7点/書家7点
▽今回=書家以外3名/書家3名、作品=書家以外6点/書家8点

●著作・編集者一覧
 
◆光村図書=高木聖雨、黒田賢一、永守蒼穹、宮沢正明、横田恭三、薄田東仙、金子大蔵、坂井孝次、佐藤顕弘、富田淳、中村史朗、鍋島稲子、真鍋昌生、山根亙清(以上著作者)、市原恭代、沢田真弓(以上校閲)
◆教育出版=角井博(監修)、加藤東陽、辻井京雲、中村伸夫、長野竹軒、蓑毛个庵、宮崎洋一、森岡隆(以上著作者)
◆教育図書=関正人、沢田雅弘、辻元大雲、土橋靖子、名児耶明、福井淳哉、荒井一浩、大野幸子、国定貢、後藤浩、斎藤正夫、五月女章子、松尾治(以上著作者)
◆東京書籍=石飛博光、青山浩之、有岡陖崖、飯島春美、川合広太郎、河野隆、高木厚人、高橋利郎、時田博之、平形精逸、真神巍堂、宮負丁香、宮崎葵光、山中翠谷、霊園淳(以上著作関係者)




(書道美術新聞 第1075号1面 2016年5月1日付)


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