風信帖(964)

 11年07月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 国際蘭亭筆会本部と日本蘭亭筆会はこのほど、今秋台湾で開催する第27回展に合わせて、台北で台湾の人々に直接感謝の気持ちを伝える「大震災救援感謝のつどい」を開く方針を固めた
 
▼今回展に関しては、既に日本からの出品作品には落款に「中華民国百年慶祝」と、「日本大震災救援感謝」に類する文言を入れるか、素材の詩文自体にそうした内容を盛り込む申し合わせをして参加作品の募集を進めているが、さらに踏み込み、現地入りする「蘭亭筆会の旅」の一行が民間使節団の役割を買って出て行事を行うことで、「蘭亭筆会」の国際交流にも新しいページを開こうとするものだ

▼そういえば、つい先頃ネットで目にとめた北京の中国人ジャーナリストのブログに、「多くの中国人にとって想定外だったのは、台湾からの義援金が140億円にも達し、世界で最も多かったことだ」「要するに、日本のことが心から好きだという気持ちが募金の額に現れたのだろう」とあり、ホホウと思った

▼ちなみに現在伝えられている各国の義援金の額は、米国90億円、韓国16億円、中国3億余円(集計時期は未確認)だから、ここはやはり放ってはおけないだろう。その打ち合わせもあって、来週ちょっと台湾へ行ってくる――。

(書道美術新聞 第964号1面 2011年7月1日付)




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