風信帖(962)

 11年06月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 グラフだけご覧になれば、「おー、V字回復か」と喜んで頂けると思い、多少後ろめたさも感じながら載せたことを白状する。何せ近ごろは、こういう爛ッコいい瓮縫紂璽垢少ないのである

▼それにしても、こうして「書道」教員の採試が実施されても各県の採用は恐らく1人か2人、21府県で合わせて30人がいいところで、むろん、4県や6県の時期からすれば格段の改善には違いないが、喜んでいる場合でないことも確かなのだ。最近、正確な統計は把握していないが、毎年全国の大学等で書道教員の免許を取得する若者の数は、10年ほど前は一千数百といわれていた。ゼロ免課程が増えたとはいえ、1000人を下回ることはないだろう。とすると、30人は何分の何?

▼各県の教委などに取材すると、「現員で充足しているから」「多くの高校で国語教員が書道免許を持っているから」等々と口をそろえる。口が裂けても、「非常勤で十分」などとはいわない。しかし、百歩譲って国語教師がみな書道免許を持っているとしても、高校は「書写」ではなく「芸術」なのだから、免許があればいいというものではない

▼ともあれ、多少潮目が変わりつつあるようにも思える。ここは一気に、狆”薛瓩暴个襪箸かも!

(書道美術新聞 第962号1面 2011年6月1日付)




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