風信帖(959)

 11年04月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 ご期待頂き、お待ち頂いている各位には誠に申し訳ない次第だが、まだ出せない。何とか五月下旬には発売に漕ぎつけられると思うのだが――。書学書道史学会の20周年記念論文集『書学書道史論叢/2011』のことである

▼あの地震の日は、まさにそのための大事な編集会議の日だったのだが、むろん筑波から駆け付ける中村伸夫編集局長も、板橋の河内利治編集委員長も、埼玉の大橋修一理事長も、このために電車に乗る寸前だったからまだ不幸中の幸いだった。その意味では、新幹線で帰京途中だった萱原が一番不幸だった?!

▼それはともかく、「会議が延期」になっても、「計画停電」で印刷所の予定が多少狂っても、一週間か10日遅れ位でと思っていたのだが、「紙がない」のは想定外だった。石巻が主力工場の日本製紙、八戸が主力の三菱製紙など大手製紙メーカーがダウンした結果、特に書籍用紙の需給がひっ迫中で、目下のところ初版部数を減らしてでも何とかGW明けには用紙の確保を、と印刷所の尻を叩くしかない状況だ

▼そしてもう一つお詫びしなければならないのは、内外諸般の事情で「3、600円+税」と、「予価」を大幅に上回る定価で発売する方向になったこと。いやはや、申し訳ない!

(書道美術新聞 第959号1面 2011年4月15日付)




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