≪風信帖≫第896号

 08年07月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 原油高による燃料価格の高騰で、漁に出ても採算が取れないと、きょうは全国の実に20万隻もの漁船が一斉休漁中とか。政府になんとかしてくれというアピールらしいが、漁業者側もこれで重油のタダ券が配られるとは思っていないに違いない...
▼そういえばつい先日も、本紙の印刷を頼んでいる工場から、「用紙単価修正について」と書かれた一枚の紙が届いた。新聞用紙の単価が合わなくなったから、値上げさせて頂くという通告文なのだが、「修正」というちょっと訳のわからない言葉を使ってきたところがミソで、これは一印刷所の知恵とも思えない

▼真っ当に読めば「修正」とは、「よくないところを直して正しくすること」だから、お互い被害者同士、横暴な製紙メーカーや、さらにはロシアや中東の産油国、投機筋とかの憎っくき連中の前になすすべのないわれわれ被害者同士、という乗りで、これは応用できるかも――

▼ 当然これから書道用紙も、墨も筆も電気代も家賃もとなれば、「書塾月謝修正のお願い」とかのお手紙を出さざるを得なくなるのは時間の問題かもしれない。爐修里箸瓩蓮△爾卉楼茲力¬舛箒┣颪音頭を取るなりして、足並み揃えてやりたいものだ。各々方、ピンチをチャンスに換える発想で!



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