≪風信帖≫924

 09年10月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

「シルバーは、70歳以上」――。書振連が打ち出したこの“新基準”は、歓迎されそうな気がする
 
▼「シルバー」年代を何歳からとするのが妥当かは悩ましい問題で、書振連が20年前に「全国シルバー書道展」を設計した際も、役所などにも照会して、「概ね60歳以上の定年退職者層」というのが“社会通念”との共通認識に達し、「シルバー展」も“60歳以上”の年齢制限を掲げてスタートしたのだった
 
▼しかし当初から、「60歳=シルバー」には抵抗感が強かった。80過ぎのご婦人にまで、「シルバーの名前が変わったら出します」などと、散々だった。その後、「シルバー展」で長年連携してきた関西の日本書芸院が先に「65歳以上」を打ち出したのに書振連も追随したのだが、今回は書振連が先鞭をつけることになった
 
▼ただ、「シル/わか展」にとっては、「おじいちゃん、おばあちゃんと孫」という組み合わせで考えるなら、70まで引っ張らなくても余り支障はなさそうに思えるが、さにあらず。晩婚化も急速に進んでいるし、お年寄りもみんな若い!“書道の明日”のためには、「シルバー前&わかば」の意味での「シル/わか」さんいらっしゃいです! というノリにもっていきたいわけなのだ。
 
(書道美術新聞 第924号1面 2009年10月15日付)




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