≪風信帖≫923

 09年10月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 秋本番を迎え、芸術界も学問の世界も大いに活気づく季節だが、今年はかの「新型インフルエンザ」との付き合い方も、想定しておいた方がいいかもしれない

 ▼たとえばお隣の韓国では、今ちょうど2年に一度の「全州書芸ビエンナーレ」が開かれている最中だが、現地では「新型」対策で大規模な会議とか講演会、パーティーの類は全て禁止されていて、重要なイベントは何も開けず、開催されているのは規制外の作品展のみだとか。関係者はアタマを抱えているらしい

 ▼国内でも、先ごろ開かれた書学書道史学会の「研究発表会」で発表者の1人が勤務校の学校閉鎖による「対外交流禁止」の措置で出席できなくなり担当部局が対応に追われたことは記憶に新しい。つい先日配布の全国大学書写書道教育学会の大会案内にも、しっかりと「新型インフルエンザによる会場大学休校の場合の対応について」という一項が付記されている。もっとも、「本学会の開催も中止せざるをえません」とはあるものの、中止になった後の対応については、「後日…」とあるのみ

 ▼ともあれ、どうやら敵は「旧型」とそれほど深刻さに差がないことが分かってきたようだから、WHOや国の対応も「普通」並みに戻してくれた方がいいのでは!?

(書道美術新聞 第923号1面 2009年10月1日付)




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