風信帖(1113)

 18年01月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 「東京オリンピックにおける書道イベントは、どんな計画になりますか」「平昌記念展の開幕に先立ち、次官が直接、犲´瓩覆詁本と中国の計画を聞かせて頂く機会を設けたく」「2月2日に、ソウルへお来しください」と、矢の催促、爐呼び出し瓩任△

▼確かに、韓国側が今年の「三国代表作家展」の計画と共に打ち出した「東アジア筆墨共同体」なる構想は、「書で平和を」「書で平和に」という高邁な理想を掲げて協力し合おうというのであるから、異を唱えるわが書道人などいるはずもなく、今回のソウルでの「三国展」は、2年後の東京での記念展、4年後の北京での記念展と、いわば3点セットでスタートしたものと言っていい

▼とすればこれは、紛れもなく全書壇・オールニッポン書道界が一致協力して臨むのでなければ、出来ることではないし、やったとしても意味のないことになりかねない。従って、この「2020人展」構想も「全世界の文字/1字1語展」構想も、単なるアイデア、単なるタタキ台にすぎないことを確認しておきたい

▼ただ、はっきりしていることは、この場になって「東京では何も」とは口が裂けても言えない雰囲気だし、持ち時間はわずか2年しかないということである。さて――。

(書道美術新聞 第1113号1面 2018年1月1日付)




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