風信帖(1109)

 17年11月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 今年も日展が開幕した。鳴り物入りで始まった日展改革も、どうやら緒に着いたと見てよさそうに思う

▼美術新聞社は今年も全入選者の所属会派の調査を続ける方針だが、「これは」というような結果が出なければ公表しない方針。昨年も99・3%まで分析を終えたが、公表は見送った。こうした情報の公表には副作用もあるので、書道界の将来にとってプラスかマイナスかを、判断しなければならないと思っている

▼ところで日展では今、五科懇親会での、ある外部審査員のスピーチが話題だ。同氏は今年で2度目の外部審査員だが、その経験を踏まえて「とにかく大変いい審査、透明性のある審査が行われた」とした上で、「もう外部の人間は要らない気がする」、「朝令暮改はいけないが、5回もやればもう必要ないのではないか」と述べた

▼そして続けて、「やはり日展は年に1度の大きな受験のチャンスで、学習のチャンスでもある。学習には反対側に教育ということが必要で、よき師匠の指導がなければならない」、「だが、事前指導がいけないという。これが部外者には、よく理解できない」、「当番審査員との癒着を恐れるのであれば、審査員を非公開にしてしまうのも一案だろう」――。狎は性瓩亮け止め方は、如何?

(書道美術新聞 1109号1面 2017年11月1日付)




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