≪風信帖≫第909号

 09年02月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 各団体はむろん覚悟の上のこと。しかし、そうはいっても都美術館の2年間休館の影響は、やはり深刻そうだ
▼多くの書道団体にとって、都美での年に1度の“発表会”は、傘下の会員たちの大目標で、そのために一年間の活動があるような面もあろうから、やはり大痛手。小規模な幹部展でも対外的には格好がつくにしても、内部の意識の変化を懸念する声は、多くの担当者から聞かれた

▼そこで思い付きを1つ。この不況下、各地の大規模なイベントホール、コンベンションホールはどこも閑古鳥が鳴いており、小社にまで“営業マン”が訪ねて来る時代。だからたとえば、いくつかの書道団体が臨時の“組合”のようなものを結成して、大規模ホールを1か月とか2か月とか借り切ってしまう。借り手市場だから、長期間借りてくれるのなら大々サービス、といった話にならないとも限らない

▼場所を確保したら、日頃書道展の設営を手掛けている業者に展示パネルの設置を依頼する。パネルはそのまま終わりまで使い回せば、分担金はそんな高くはならない。そして各団体は、会期を分けて各展を順次開催する。先日パーティで会った業者の人に、「こんなアイディアはどう?」と水を向けたら身を乗り出したが、さて…。



(書道美術新聞 第909号1面 2009年2月15日付)



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