風信帖(1096)

 17年04月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 「文字文化」とは何か――。これから、相当悩むことになりそうだ

▼「国語」科の指導要領には従来から小学生用にも中学生用にも「言語文化」という概念が明示され、各学校段階・学年に応じてその具体的な学習目標や内容が例示されているので、どこの教科書や教師用の指導書などでも、それに沿って十分にこなれた共通性のある教材選びや解説を行っている。だが今回の新指導要領では、「言語文化」の1分野として全く新たに「文字文化」の概念が提起され、「身の回りの多様な表現を通して、文字文化の豊かさに触れ、効果的に文字を書くこと」などと示された

▼もちろん、指導要領の本則に例示がないのだから『解説書』で詳しく牴鮴皚瓩気譴襪里世蹐Α△箸六廚Δ、当然まずは「文字」とは?、「文化」とは?、そして「文字文化」とは?をスタートに、この36字にある「身の回り」、「多様さ」、「表現」、「豊かさ」、「効果的」のそれぞれについて、内容や範囲や度合い等々を掘り下げようとすると、なかなか一筋縄では…

▼と、実は今一番先頭を切って悩み始めているのが、小誌《書統》で新講座の連載を始めようとしている小子で、相変わらず夜も寝ずに昼中ぼんやりしながら、考え続けている。呵々!

(書道美術新聞 第1096号1面 2017年4月1日付)




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