風信帖(1095)

 17年03月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 文科省が2月14日に公表した小・中学校の新しい学習書道要領(案)に対する「意見募集(パブ・コメ)」は、まさに本日締め切られた。あと2週間ほどで、正式に告示されるわけである

▼指導要領は法律なのか、何なのかという議論は昔からあるが、学校教育法の施行規則の規定を根拠に出されるものだから、公立・私立を問わず適用される狃猖ゝ瓩箸い辰討いい隼廚Δ、文科省の裁量範囲なのか、私立に対する強制力は、公立より弱いと言われる。実際、子供を通わせた某青山学院の小学校では、毛筆書写は五年生の時だけやっていた

▼それはともかく、関係者らの目下の関心事は、この5、6月にも文科省から出される『学習指導要領解説』で、小学校編の第3章第2節「指導内容の取扱いについては次の事項に配慮するものとする」の「書写」の項の、「第1・2学年の狹晴茲僚颪方や文字の形に注意しながら筆順に従って丁寧に書くこと瓩了愼海謀たっては、適切に運筆する能力の向上につながるよう、指導を工夫すること」という記述がどう解説されるかということ

▼多くの関係者は、ここで「軟筆」「水筆」など毛筆に近い筆記具の使用が奨励ないし、例示されるのではと期待しているのだが、さて――。

(書道美術新聞 第1095号1面 2017年3月15日付)




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