風信帖(1083)

 16年09月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 文科省による次期学習指導要領の改訂作業が、いよいよ本格化してきた
 
▼実は改訂作業の一部は既に昨年から動き出している。昨春、従来は教科外活動領域とされてきた小・中学校の「道徳」が正規教科へ格上げされたのがそれで、早くも昨年度から移行措置が講じられており、小学校は平成30年度、中学校でも31年度から全面実施となる

▼その他の教科については、小学校が32年度、中学校が33年度、高校が34年度以降に全面実施予定というから、まだ結構先と思いがちだが、実はそうではない。今回公表された、「国語科書写」の大改革方針を盛り込んだ「審議のまとめ」については、現在H・Pで「パブリックコメント」が募集されており(10月7日まで)、その結果を踏まえて中教審は年内にも本答申の予定

▼すると文科省はおそらく、答申内容を具体化した新指導要領を来年度中には「告示」する。もちろんそれからが、教科書の編集、検定、採択という時間の要る作業が控えているので全面実施は3年も先にならざるを得ないのだ。が、しかし「告示」後は、一部内容についてはほどなく「移行措置」が講じられるはずで、だから書道界としても、十分慎重に、適切に対応する必要があると思うのだ。

(書道美術新聞 第1083号1面 2016年9月15日付)




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