風信帖(1082)

 16年09月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 『レジャー白書』については、2009年版から「インターネット調査」に切り換わって以降、好意的な反応をしたことはなかった気がするが、今回は賛意を表しておきたい。初めての「子供調査」についてである。ぜひ来年以降も、継続してほしい

▼もっとも、この『白書』はあくまでも「余暇活動」というコンセプトで調査をやっているので、データをそのまま鵜呑みにするのは危険が伴うとは思うが、しかし筆者はこの「書道=8・9%」という数字は使えると思う。5歳から14歳といえば、つまりは小1から中3の児童・生徒層であり、しかも回答者が本体調査にも有効回答を寄せた親という点で、回答の質は高いと思うからである

▼実際問題、この年代の子供たちが「余暇」を「書道活動」に充てるということは考えにくいとすれば、ここで得られた「8・9%」は当然、書道塾への通塾状況を示していると見ていいに違いない。そしてこの数字自体も、筆者のイメージに近い水準だからでもある

▼で、ここでは一つだけ、うろ覚えだが衝撃的データを付け加えておこう。確か40年ほど前、当時の文部省が発表した「学校外教育」だったかの調査データに、「書道塾に通っている子供」の割合は「40数%」とあったのだ!

(書道美術新聞 第1082号1面 2016年9月1日付)




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