風信帖(1046)

 15年02月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 今回の「改組新・第一回日展五科」が最大の課題とした一事が「鑑・審査における会派の否定」であったことは、間違いない事実と認識している。だが、「それが分かっているなら、なぜ会派調べなどをするのか」という声には反論しておきたい。記事でも触れた通り、これは新聞社としてのポリシーに基づくことであり、広く一般社会にも、文科省等斯界の監督官庁にも十分理解して頂けるものと考えている

▼今回展では、五科の審査員は事前に、審査場への名簿や筆記具の持ち込み禁止、審査中の私語禁止、鑑別後の作品置場への入室禁止などを申し合わせ、さらに毎朝審査主任から_馭匹楼貔斂技襪垢覘⊇秧茲砲茲ず酩覆鯀ぶ審査員には外部3名を含め役職等に関係なく全員同一の権利を保証こ杏瑤紡个郡袷瓦兵虍覽遡海鯢蕕Α△裡換猝椶療按譴指示されたという

▼そして長年にわたり培われてきた書壇の体質からすれば、こうした申し合わせが完璧に守られただろうことは確かだし、300名近い新入選や現役学生が6名も新入選といった事実は、その実証ともいえよう。とはいえ、一部に過剰反応や非現実的な対応があったことも仄聞する。「角を矯(た)めて…」の故事にも学びながらの、着実な改革を期待したい。

(書道美術新聞 第1046号1面 2015年2月1日付)




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