風信帖(1037)

 14年09月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 テレビや新聞紙面で、不祥事を起こした企業の社長や役員が並んで頭を下げている図は、今の日本では、もう誰しも慣れっこ

▼だから、取り立てて話題にすることもない昨今ではあるが、しかし今回の「朝日」社長の犲婪甓餮瓩个りは、予想されたこととはいえ、個人的には正直ちょっと衝撃だった

▼中学2年で新聞部に入部したのがキッカケで「新聞」にのめり込んで、早60年。そして高校時代に顧問の先生から、「とにかく朝日新聞を読め、盗め。朝日が最高の教科書だ」と教えられて、毎日2時間はかけて朝日を隅々まで読み尽くした少年時代…。自分の新聞社を作ってからも、社員には常に「とにかく朝日を読め」「朝日から盗め」と言い続けて来たのである

▼もっとも、それも実はかなり以前までの話で、同紙の特定の国やテーマに対する余りにも偏向した報道姿勢を見るにつけ、また特定の政治家に対する感情的ともいえる攻撃ぶりを見るにつけ、興ざめと共に見切りをつけて購読をやめたのは、もう10年以上も前なのだ。が、「さは、さりながら!」、こんな「朝日」社長のぶざまな姿だけは、やはり見たくはなかった…。かくなる上は、「新社」でも作って心機一転、人心一新、出直すしかないだろう!

(書道美術新聞 第1037号1面 2014年9月15日付)




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