風信帖(883)

 08年01月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 明けて平成20年――。あの昭和も早“ふた昔前”になるのかと思うと、つくづく月日の早さに驚く。もっとも近ごろでは、小・中学生さえ、「一年が、あっという間に過ぎていく」と、塾などで嘆いているそうだから、われわれの子供時分とは、やっぱり地球の回転速度が相当変わっているのだ。きっと温暖化の影響だろう...

 
▼ともあれ、書道界にとって、今年はどんな年になるのか。楽しみな動き、タネ、気配はないものか。まあ、大どころでは今年は、文科省による10年に一度の「学習指導要領」の改訂が春のうちにも決着を見るらしいから、これは書壇も教育界も固唾を呑んで見守る必要がある。昨年中の関係者らによる見立てでは、多少期待できる方向に向かっているそうだから、なおさらである
 
▼個人的に今年期待しているのは、書振連が四月に開く「シルバーから/わ・か・ばまで」展。20年の歴史をもつ「シルバー展」のリニューアル版で、今回は規模の拡大は狙っていないが、企画発表に対する反応が幾らかいいだけに、楽しみだ。それと、毎日書道展の第60回展が、いろんな意味で書道界の今後を占う機会になるのではないかと、これはジャーナリスティックに注目している
 
▼各々方、佳いお年を!

(書道美術新聞 第883号1面 2008年1月1日付)




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