風信帖(1022)

 14年01月15日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 「また、カヤハラが新しいことを言い出した」と、お笑い召さるな。新聞屋とは、のべつ幕なしに餌を啄んで歩いているあの雀や鳩と同類の生き物と考えくだされ(呵々)
▼「書道の殿堂」なる着想自体は陳腐なもので、どなたも考えられたことがおありではないかと思うが、と言ってやみくもにブチ上げてみても、「お手並み拝見」と受け流されるのがオチだろう。むろん私にしても、年頭に当たって何か華々しいネタはないものかと思い悩んでいなかったら、そして434名の名家リストが完成した矢先でなかったら、あの宝塚歌劇の企画発表も聞き流していたに違いないのである

▼だからこれは、まず「天の時」を得たことと思っており、そして名家リストそのものも小野寺啓治、田宮文平両氏の親身の協力があって完成したものという意味からすれば、まず第1段階の「人の輪」に、そしてもちろん新聞という広報手段を持っているという「地の利」にも恵まれているのだから、私としては動かない選択はないのである

▼それにしても書道界にはいま、何かエネルギーを結集できる新しい強力アイテムが必要ではないだろうか。そして、「書道殿堂」構想がその発端となることがあれば、こんな嬉しいことはないー

(書道美術新聞 第1022号1面 2014年1月15日付)



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