風信帖(1015)

 13年10月01日 | カテゴリ: ≪風信帖≫

 ついに消費税の増税が決まった。書道界にとっては、月謝そのものでは対応の必要もないだろうから、影響は軽微ともいえそうだが、厄介なのは競書誌だ
▼仮にこれまで「税込700円」という定価をつけてきた競書誌は、「本体667円+税金33円」という内訳だったのが、来年4月からは本体をそのままにしても税金が53円となり、どうしても「税込720円」に値上げせざるを得ない。「税込600円」だと「本体572円+税金28円」から、税金分が17円上がって新定価は617円、1年分は7、404円となる計算

▼端数を切り上げれば便乗値上げと言われかねず、といって切り捨てれば実質値下げとなり、それでなくても部数が減っているのだから、苦しい。しかも1年半後には、さらに2%増税が控えているから、そこで再度”端数戦争”に直面せねばならないのだ

▼政府もこれではやはり気の毒と、「内税表示」の決まりを改める気配だが、だったら初めから「外税表示」にしておけばよかったのだ。それにしても、書道界を支える各地の書塾の先生が必ず誌代の増税分を生徒から徴収できるよう、書道界の各組織団体はキッチリ「申し合わせ」などを公表すべきではないか。本紙は、全面的に協力する。

(書道美術新聞 第1015号1面 2013年10月1日付)



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