(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月20日(月曜日)
≪風信帖≫
風信帖(981)
投稿日時: 12年04月01日

 「災いを転じて福となす」などと、ありきたりの表現をするのは憚られるほどの深刻、甚大な被災であり、関係者の労苦は計り知れないのだが、それでも「雄勝」には復活してもらわねばならないし、書道界もこれを全面支援しなければならないのではという思いが、大震災以来の本紙の「雄勝キャンペーン」の根っこにはある

▼「雄勝硯」というブランドは、これまでも斯界に十分広く浸透してはいたのは確かだが、とはいえ書壇の先生方が「雄勝硯」を愛用しているという話は必ずしも多くを耳にして来なかった。だが、とにかく伝統文化と伝統産業が常に車の両輪であることは、古今東西を通じての真理であることに間違いはない

▼であるからしてここは、書壇・書道界の先生方にも学校の先生方にも一肌も二肌も脱いで頂いて、「雄勝硯の鋒鋩の秀逸さは他産地の追随を許しません」「石肌の自然模様はいつまでも見飽きることのない優雅さがあり、柔らかな黒髪を想わせる女性美を持っています」という、現地の熱っぽい説明に耳を貸してくださることを切望したい

▼幸い「雄勝硯組合」では、間もなく採石場に重機やダンプを入れるメドもつき、硯の生産も夏前には本格的に再開出来そうだと、明るい表情である。

(書道美術新聞 第981号1面 2012年4月1日付)


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