(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月23日(木曜日)
≪風信帖≫
風信帖(1032)
投稿日時: 14年06月15日

 どうして大陸では、あんなに書の値段が高いのだろう? いや、どうしてわが列島ではこんなにも安いのか!

▼北京カウンシルの春のオークションが終わったので、その結果と我が方の市場動向を紙上で見比べ、改めて問題提起の一つでもやっておこうと資料を集めたのだが、これはとても比較云々のレベルではないと考え、北京の赫々たる動きだけをご覧にいれることにしてしまった

▼でも折角だから、最近の東京のオークションにおける値動きの一端をご紹介してみると、宗悦9万円、山頭火10万円、八一26万円、鈍翁8万円、茂吉22万円、憲吉8万円、康成22万円…。これだけをご覧になれば、結構値段がついてるんだ、とお感じの方も少なくないかもしれぬが、北京の市場では実はほぼ同じような値ごろ感で単位は「元」なのである。どう考えても、わが方の相場は10分の1、20分の1といったイメージである

▼ともあれ物の値段は市場が決める――、これが世の中の大原則であることは誰でも知っていることで、欲しい人が多く物が少なければ、値段は上がるのである。ということは、列島では書を欲しい人が少なすぎるのか、書作品が多すぎるのか、はたまたその両方なのか…。ウーム…。

(書道美術新聞 第1032号1面 2014年6月15日付)


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