(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 11月22日(水曜日)
  
掲載日: 15年06月15日

趙氏井茂氏初の日韓芸術院会員交流展
27日開幕
大阪・韓国文化院会場に


 日本と韓国の代表書家による交流展「井茂圭洞・趙守鎬2人展」が6月27日、大阪市にある大阪韓国文化院・ミリネギャラリー(大阪・中崎2丁目、筍娃供檻僑横坑押檻牽沓僑亜砲燃幕する(7月18日まで)。
 
 日韓の書道人による交流展は過去にも様々な形で開かれているが、日本では3人、韓国では2人定員の芸術院会員による「2人展」は過去に例がなく、とりわけ近年の国際情勢の中で一層の緊密化が期待される日韓間の文化交流に記念碑的な意義を持つ企画として、大きな成果が期待される。


掲載日: 15年06月01日

日展本部のある日展会館(東京・上野)「大臣賞」「後援」申請へ
日展総会開く
狃牴餔畧も正式導入


 日展は5月29日、国立新美術館講堂で第79回定時総会を開催した。総会では例年通り、前年度事業・決算の各報告や新年度の事業計画・予算案などが審議決定されたほか、一連の日展改革案の中で策定された「日展審査員行動基準」(ガイドライン)や、従来の「出品依嘱者」を「準会員」に改める定款の改正案なども承認され、正式決定をみた。従来は総会で決定されて来た当番審査員人事については、昨年から決定方法が見直されたため発表されなかった。(本紙2面に関連記事)


掲載日: 15年05月15日

書振連の前身の「書塾協」発会時に識者から寄せられたコメント「書塾」原点回帰めざす
5月31日第1回会合で論点整理へ


 書振連(全日本書文化振興連盟=桑原呂翁会長)はこのほど、拡大常任理事会兼臨時総会を開き、任期満了に伴う役員改選を行って桑原会長、萱原晋理事長体制の続投を決めた。臨時総会ではさらに、連盟創立30周年の大きな節目を前にした本年度を連盟の「再建元年」と位置づけ、全国規模の唯一の書塾関係者の当事者組織として、会勢の立て直しと活動の強化充実を目指すことで一致し、「総会権限」を持たせた「拡大常任理事会懇談会」を設置することを決めた。

 その「懇談会」は、この5月31日(日)午後、東京で「論点整理」のための第1回会合を開く予定で、未入会者を含む幅広い書塾関係者に参加を求めていくこととし、広報活動を本格化させている。


 書振連が5月31日の日曜の午後、東京・渋谷の美術新聞社本社周辺で開催予定の「連盟再建のための第一回拡大常任理事会懇談会」は、全国の書塾関係者・書道関係者ならどなたでも参加自由で、当日の議題は次の通り予定している。

○第1部=萱原理事長(美術新聞社長)基調報告‐ 崕饋僅◆廝械闇の歩み、⊇饅里判馥纂匆餠軌蕕鬚瓩阿觸問題、3惺散軌蕁κ孤行政・教育制度の現状と課題、ほか
○第2部=全体討議「書塾事業・書塾指導の再建、再生と書振連の使命、役割再構築に向けての論点整理」
○第3部=顔合わせ懇親会(会費4千円=当日)

 なお、当日の会場は東京・渋谷の公営施設を予定。午後2時受付、会議は午後2時30分〜6時、懇親会は6時30分〜8時30分となっているが、参加者の規模によっては変更予定で、事務局では電話またはFAXでの連絡、問い合わせを希望している。

(書道美術新聞 第1053号1面 2015年5月15日付)


掲載日: 15年05月01日

無形文化遺産登録を話し合う書壇幹部(1月29日、H.オークラ)「和紙」「和食」に続け!
書壇3団体
登録推進協議会を結成


 井茂圭洞氏の提唱を受け、「日本の書道文化」をユネスコ無形文化遺産に登録する構想について検討を進めてきた全国書美術振興会(津金孝邦理事長)、全日本書道連盟(樽本樹邨理事長)、日本書芸院(吉川蕉仙理事長)の公益法人3団体は4月4日、犢汁朖瓩亮存修鬚瓩兇垢燭瓩料棺饕電運動を進める母体として、3団体を発起団体とする「日本書道ユネスコ登録推進協議会」を結成、発足させた。同推進協議会が4月10日、各報道機関に配布した文書で、その経緯と役員名簿などを公表した。


出揃った5社の新教科書5種光村版等、5社5種
大日本図書撤退
文科省“検定結果”発表



 文部科学省は4月6日、28年度から全国の中学校で一斉に使われる新教科書の検定結果を公表した。「ゆとり教育」からの脱却を打ち出して改訂された20年版新学習指導要領に基づき編集された教科書としては、22年度の検定を経て、24年度から使用されている現行版以来4年ぶり、2度目の検定。

 国語科「書写」では現行版は6社の6種の教科書が使われているが、今回の検定に申請が出された「書写」の新版教科書は前回より1社少ない5社からのいずれも1〜3年生用の統合版、合わせて5種ですべて合格した。(本紙7,8面に関連記事)


掲載日: 15年04月01日

同展会場風景奈良教育大で“学内展”
谷川雅夫・准教授研究室
注目の取り組み


 「江戸時代の漢字書」展が3月18日から22日まで、奈良市高畑町の奈良教育大・教育資料館を会場に開かれ、大きな話題を呼んだ。

 同展は、谷川雅夫・同大准教授と同氏の研究室が主催したもので、いずれも同氏が近年にコツコツ収集したコレクションが中心という83名の約100点の粒揃いの漢字作品群によって、日本書道史における「江戸期」280年にスポットを当てた企画展。こうした狙いによるこれだけの規模の展観は珍しく、会期が短かったのが惜しまれるが、幸い本格的な作品集も編まれているので、合わせて紹介しておきたい。(本紙6面に関連記事・グラフなど)


緒方氏“篆刻2人審査員制”も論議
「内部調査委」、厳しく批判


 国会の衆議院予算委員会・第4分科会で3月10日、文部科学省所管の事項に関する集中質疑が行われ、委員の民主党・無所属クラブの緒方林太郎議員が約30分の長時間にわたり、「日展問題」について質問した。日展五科(書)の審査疑惑報道に端を発した日展改革問題や、日本芸術院の会員選挙問題などが幅広く取り上げられた。質疑はテレビ・ラジオでは中継されなかったが、インターネット中継されたので、以下にその全容を抄録してご報告する。(画像もネットから、文責=編集部)


井茂氏“世界遺産”へ推進母体
4月始動めざし、準備進む


 ――ちょうど2年前の3月でした。先生は日本芸術院会員に就任されたお祝いの会で、「かな文化」のユネスコ無形文化遺産登録の夢をご披露くださいました。書道界はあれを伺って大変元気づけられ、実現を楽しみにしております。構想は現在、どのあたりまで進捗しておりますか。

 井茂圭洞 「かな文化」のユネスコ登録の件については、実はちょうど今、本格的な活動をスタートさせようと動きだしているところです。つい先日、1月末のことですが、東京で全日本書道連盟など書道界の関係機関のトップや書壇関係者が集まって会合を持ち、この問題に詳しい専門家の方からお話を伺ったり、計画の推進母体となる組織や人事などについて話し合いました。3月にもう1度会議を開いて詰めた上で、4月には記者会見をやって詳細を発表し、実際の活動に入る段取りです。

 ――そうですか。では、具体的な計画や今後の展望などは改めて伺うことにして、本日は、先生がこうした壮大な構想をお持ちになるに至った経緯などを中心に、お聞き出来ればと思います。


掲載日: 15年02月15日

大杉第2小での犖開授業疉景全書研部会、検証実験
指導要領 改訂視野
筆ペン・水書き、効果クッキリ


 書写・書道教育界最大の教研組織、全書研(全日本書写書道教育研究会=長野秀章理事長)では本年度(26年度)から、内部に校種別の「特別研究委員会」を設けて次期学習指導要領改訂をにらんだ書写・書道教育の改善をめざす取り組みをスタートさせている。その一環として同委・小学校部会が目下実施している、小学校低学年に「軟筆」(毛筆)による指導を取り入れることの是否をめぐる実験授業が先頃、全日本書道連盟等の関係者に公開されたことから、書道界・書塾界でも関心が高まっている。


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