(1)      (昭和51年6月7日第三種郵便物認可)美術新聞社報 平成29年(2017) 12月13日(水曜日)
  
掲載日: 16年09月01日

「読売大賞」に湯沢氏
搬入点数16,664点
今年も4部門で減少
表彰式風景(8月20日)

 第33回読売書法展・東京展が8月19日から28日まで、東京・六本木の国立新美術館と池袋のサンシャインシティ文化会館を会場に開催された。
 
 昨年から臨書・模刻作品の搬入を認めた同展だが、今回展の一般公募(会友含む)の搬入点数は漢字、かな、篆刻、調和体の4部門合わせて1万6、664点(前年比729点減)となり、全部門で前年を下回った。うち臨書・模刻作品の搬入は、10年ぶりに復活した昨年とほぼ同規模の計741点(同2点増)だった。
 
 授賞面では、理事作家作品対象の同展最高賞、「読売大賞」に調和体の湯沢聡(正筆会)が決まったのをはじめ、各賞の受賞者がそれぞれ決まった。(本紙6〜9面に関連記事)


掲載日: 16年08月01日

構想2年、260点大個展
7日開幕 京都文化博物館5・6階で
杭迫氏
 「書‐杭迫柏樹の世界」展が9月7日から11日まで、京都・中京区の京都文化博物館で開かれる。

 同展は、日展会員で興朋会会長代行の作者の、書業60余年を機にした狠羇屬泙箸甅瓩箸發いΔ戮個展で、出品予定作品は、超大作を含む大作60点(一部旧作の代表作を含む)のほか、フロアを別にして展示予定の、生活空間を意識した小品などの合わせて約200点を合わせ、今回は260点前後の作品による、大個展となる。

 作者の個展としては、平成23年に郷里の静岡・森町の小国神社で開催した喜寿記念の「杭迫柏樹‐書‐ふるさとの詩」展以来で、5年ぶり3回目。(4面に関連グラフ)


掲載日: 16年07月15日

大臣賞に仲川恭司氏
公募搬入前回比増
特別展「今こそ臨書」併催
テープカット風景
 第68回毎日書道展・東京展が7月6日、東京・六本木の国立新美術館で開幕した(7月31日まで/東京都美術館会場では7月16日から23日まで)。今年の同展の公募搬入点数は、ほぼ前年並の規模の2万9、611点(前年比51点増)と堅調。授賞面では、全出品作品対象の同展最高賞、文科大臣賞に大字書の仲川恭司が決まったのをはじめ、各賞もそれぞれ別項の通り決まった。

 今年の併催企画は、「今こそ臨書−今日の毎日展を築いた先人の書」と題し、同展の歴史をリードしてきた有力作家36名による珠玉の臨書作品52点による特別展が国立新美術館での会期中、同館で同時開催されている。(2、4〜6、8〜9面に関連記事)


掲載日: 16年07月01日

日本橋高島屋美術画廊で
「和を紡ぐ」主題に
土橋氏
 「土橋靖子書展」が7月20日から26日まで、東京・中央区の日本橋高島屋6階美術画廊で開かれる。同展は、日展会員で水穂会副会長の作者の個展で、出品予定作品は全て新作の約60余点。

 作者の個展としては、22年に東京銀座画廊・美術館で開催して以来で、6年ぶり3回目。今回は、今年から「20人展」会場となった高島屋側の企画。


“落札総額”過去最高
10周年記念で御祝儀相場?
王鐸、再び4千万元越え
最高額の王鐸作品
 北京匡時(カウンシル)国際拍売会社の2016年春季オークションが今年も去る6月6日から8日まで、北京市東城区の北京国際飯店会議センターで開かれた。
 
 同社によると、「創立10周年記念」と銘打って開催された今回のオークションには、各部門に合わせて3、729点の作品が出展され、2、757点が落札された。
 
 落札率も久々に70%の大台を超えて73・94%となり、総落札額は25・58億元(419億円)と、昨年の通期の総額、22億元(360億円)を今回の春季だけで16%上回る、過去最高の好成績となった。(本紙8面に関連グラフ)


掲載日: 16年06月01日

中国書法、路線修正へ
中国書協全代大会
劉・中共中央宣伝部長が獺


 前号で中国書法家協会の新主席に就任した蘇士澍氏のインタビューを掲載したが、その中の「四有の書」について読者から問い合わせが相次いだ。
 
 氏の談話にもあった通り、これは昨年12月の同協会・全国代表大会の開幕式で、協会の上部組織のトップである中国共産党・中央宣伝部長の劉奇葆氏が行った演説で提起されたもの。これを受けて蘇氏も「私の主席としての最初の使命は、これから全国を回り、『四有の書』の実現のための意思統一を行うこと」と述べているように、いわば中国書法界が路線修正を迫られるような重要発言だったことが分かる。
 
 今後の日本書壇との交流の上にも影響が出る可能性もあるので、ここに劉氏発言の根幹部分を、文責・編集部で抄録して紹介する。


“四有の書”実現に全力
書法教育強化―担当教師に“国家身分”
インタビューに応じる蘇氏(右)と本社主幹(4月10日)
 1981年に発足以来、中国の書法界を束ねる全国組織「中国書法家協会」(中書協)の5年に1度開かれる全国代表大会が昨年暮れに北京の京西賓館で開催され、第7次の理事会(理事195名で構成)が発足。さらに執行部である主席団(主席1名、副主席14名で構成)が理事中から選出された。

 その結果、新たに主席に就任したのは、前副主席で北京の文物出版社名誉社長(前社長)の蘇士澍氏(そ・しじゅ、67)で、同氏は今後5年間、同協会のトップとして中国書法界の舵取り役を担うことになった。氏は、元北京師範大学教授で中国書法家協会の主席も長く務めた現代中国書法界の最高権威、啓功氏(1912〜2005)の愛弟子として知られ、日本の書道界・学界にも知己が多いことから、これからの日中間の書道交流・学術交流の進展にも大きな指導力の発揮が期待される。

 氏はまた、本社の萱原晋主幹とも四半世紀以上前から学会活動などを通じて深い交流があり、この4月、来日の折に面会の機会を得たので、合わせてインタビューを行って新主席としての抱負などを聞いた。今後もできるだけ同氏の動静や発言等をフォローしていきたい。(萱原大史)


掲載日: 16年05月01日

中野北溟、“ダントツ”
来年度から高校で使用
4社の「交じり書」鑑賞教材

 平成21年度に告示された現行の「学習指導要領」に準拠して編集され、25年度から使用されている「書道機廖聞盥斬茖嘘愬対象)の教科書が4年に1度の改訂期を迎え、文科省に検定申請された各社版の新版「書道機廚龍飢塀颪慮…蠏覯未このほど、同省から発表された。
 
 それによると、「書道機廚龍飢塀颪蓮⊇祥萃未蠍村図書出版、教育出版、教育図書、東京書籍の4社から4種が検定申請され、すべて合格した。検定で各社版が指摘された主な内容は別項の通りとなっている。これらの教科書は今夏の採択商戦を経て、来年度から「書道機廚亮業で使われる。(本紙8,9面に関連記事)


日・中の名筆犇ケ薛
5・22まで
大阪市立美術館会場に
開幕式風景(4月11日)
 特別展「王羲之から空海へ‐日中の名筆・漢字とかなの競演」が4月12日、大阪・天王寺公園の大阪市立美術館で開幕した。タイトルの通りに中国書法史上に狃饑鮫瓩箸靴討修咾立つ六朝・東晋の王羲之に始まる書法の伝承を、日中それぞれのとびきりの書蹟名品合わせて約230件によってたどろうとする大型企画展で、「これだけの書の名品が揃う機会は2度とないと思う」「中国も日本も、漢字もかなも揃っていますから、書をやっている全ての方にぜひ見てほしい」という関係者の弁も、決してオーバーではない。
 
 内容が内容だけに、つぶさに鑑賞しながら会場を一巡するには優に半日、展示期間が限られているものが全体のほぼ半数にも及ぶため、全部見るには日を変えて3度は足を運ぶ必要がある。(本紙7〜9面に関連記事・グラフ)


掲載日: 16年04月01日

代表作で“受贈記念展”
5・8まで 神戸市立博、60件寄贈受け
井茂氏
 日本芸術院会員で一東書道会を率いるかな書壇の最高指導者の一人、井茂圭洞(いしげ・けいどう/本名=雅吉)の、代表作を含む旧作から近作までの60件62点が昨年、神戸市に寄贈されたことを記念する「受贈記念展‐井茂圭洞の書」が4月9日、神戸市中央区の神戸市立博物館で開幕する(5月8日まで)。
 
 今回の寄贈作品全60件の内訳は、70代の比較的近作が21件と3割強を占め、また日展出品作が33件と5割強を占めるなど、作者の代表作を網羅した内容となっているという。


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